陽出る処の書紀

忘れないこの気持ち、綴りたいあの感動──そんな想いをかたちに。葉を見て森を見ないひとの思想録。

年あらため、日めくり、月めくり

2012-01-03 | 芸術・文化・科学・歴史


お正月です。
お正月すぎて、曜日の感覚がわからなくなりそうな管理人です。
毎年、三日、長く持っても一箇月であきらめる日記をつけてみます。

年の初めでわくわくすることは、カレンダーを新調することなのです。
毎年、むかしお世話になった財団法人さんから、有り難いことにカレンダーをいただきます。ところが、今年、そのカレンダーがあまりに使い心地がいいことを見抜かれて、それは家族共通の居間用に。

そのかわりといってはなんですが、みっつも貰いました。
みっつって、いくらなんでも多すぎでしょう! うちはカレンダーマニアなのかも。

一冊は、生命保険会社から毎年いただいている卓上タイプ。
紙芝居のように、毎月一枚ずつ入れかえていくもので、あいくるしいワンコかニャンコの写真つき。癒されます。日付の確認と目の保養用ですね。

二冊めはA5版のWリング卓上カレンダー。
毎月めくっていくタイプ。赤、白、黒のシンプルな三色で構成されたスマートなデザイン。三センチ✕五センチの升目になっていて書き込みやすいです。このタイプのカレンダーは冷蔵庫に貼り付けるなりして、買い込んだ食材の消費期限を書きこんでおくといいのかも。冷蔵庫にあまりぺたぺた貼り付けるのは好きではないので、実行したことはありませんが。

そして、三冊め。縦長の壁掛けタイプ。
よく時代劇などで番頭さんがつけている帳簿みたいな、長さ一メートルはあるもの。こういうカレンダーは使ったことないので新鮮でした。前の月と次の月もおなじ頁にあわせて載っているのも便利ですね。めくりにくいタイプはみんなそうなんだろうけど。

で、この三冊めは空欄がかなりあるので、日記帳がわりに使用してみたいと思います。いろいろな予定はもちろん、読んだ本とか、観終わった映画とか。七曜表タイプと違って、第六週の曜日が第五週と同じコマにつめこまれたりしないのもいいですね。

ところで、ネット上でも予定をかきこめるカレンダーがありますが、私はあれが苦手。
以前の勤め先でスケジュールを社内のPC上のオンラインで管理するという話がもちあがったのですが、けっきょく、誰も使いこなせませんでした。とくに内勤の場合はまったく不用の長物というもの。今だとスマートフォンなど持たされて管理するのが最先端なのかもしれませんが、人生の時間をなにからなにまで機械にしばられてしまうというのが合点がいきません。新しくカレンダーを買うという楽しみもないのだし。使い込んだという愛着が湧かない。

事業などをしていると、お付き合いのある企業名のはいったカレンダーをいただくことがあり、うちの実家はそうでした。電話の近くの柱に飾ることが多かったので、カレンダーの綴じ板には電話番号が書かれてあったりします。

最近、あまり見かけなくなったのは日付の数字ががっちりしたゴシック体で印刷されている日めくりタイプ。破るのを忘れて、気がついたら暦を何日も置いてけぼりにしてしまったことも。お年寄りのいるおうちだと今でもありそうですが、日ごとになんらかの教訓が添え書きしてあって、それを読むのが毎日楽しくてながめていたことを懐かしく思い出します。

東日本大震災があって電力供給の不安を覚えてから、とみにアナログ愛好に拍車がかかったのかも。学生時代にPCのデータが飛んで論文が書けなくなったことがあるので、いまでも完全に信用しきれてないこところがあります。だから時代に乗り遅れていくんでしょうけれど。

ちなみに画像は、やや季節外れなのですが、アドベントカレンダー。
クリスマスまでの日付の数字をひっくり返して楽しむことのできるスグレモノだそうです。裏の絵は市販で描かれているのもあれば、自分で描くのもあるみたい。クリスマスがくれば絵が完成するわけですね。小箱にはお菓子などを詰めます。無印良品で売っています。

カレンダーのデザインが美しい(可愛い?)と、毎日を過ごすのが楽しくなりますね。


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