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陽出る処の書紀

忘れないこの気持ち、綴りたいあの感動──そんな想いをかたちに。葉を見て森を見ないひとの思想録。

Google Arts&Culture でリモート美術館巡りへ!

2022-10-19 | 芸術・文化・科学・歴史

その昔、週刊ナントカとかいいまして、毎週か毎月か定期的にあるカテゴリーの特集雑誌が届く企画がありました。テレビでよくCMをしていましたよね。戦国武将シリーズとか、ゼロ戦とか。おそらく世界の名画なんてのもあったのでしょう。今でも新聞でそういう附録があるのかもしれません。

でも、いまはもうヴァーチャルミュージアムでアートの世界を探索できる時代。
なんと、世界中の美術館のコレクション、しかも野外展示をふくめ、展示室そのままに出入りできてしまうサービスがあることを知りました。今更のいまさらでとても、とてもお恥ずかしいのですが。

それはGoogleサービスのなかのGoogle Arts&Culture
Googleといえば、検索か、地図閲覧か、Gmailぐらいしか活用法がないと思っていましたが。

最近では、さまざまな機能があって、どれを楽しむか迷ってしまいますね。
たとえば、Google Classroom はすでに学校現場へ導入されていて、子どもたちが共同で課題解決できるようになっている。教師はオンラインで課題を出題、採点できる。生徒に話し合いをさせ、他のメンバーと共有して提出を行う。これだと、挙手できない気弱な子も発言権が増しそう…? 紙とペンに慣れた先生は管理がなかなか大変そうですね。

便利な反面、使い方を誤るとお子さんが犯罪者に。
子どものあいだでGoogleアカウントのなりすましが起きたという事件もあったようです。不正アクセス禁止法違反は逮捕されます。保護者の皆さんもITリテラシー向上が不可欠ですね。

Google Arts&Cultureでは。
Museum explorerで世界じゅうのミュージアムを歩き回れます。Googleストリートヴューの美術館版ですね。外国語表記されますが、翻訳機能があるから大丈夫。逆に名画を楽しみながら、英語などの勉強になるかもしれませんね。

さらに現実の美術館では体験できないことが。
なんと作品をつぶさに高解像度で観察できます。フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」は、実物にある絵具のひび割れがきっちり見えます。なんという解像度。現実の展示室ですと、極端に近寄ると怒られるのですが、これなら安心。ネット上で画像検索しても、データだなとわかるようなクオリティだったのが、とんでもなくハイビジョンです。

そのほか、「アーティスト」「素材と技法」「芸術運動」「歴史上の出来事」等のコーナーもあって、これさえあれば美術の図鑑なんかいらずに、かってに学習できますね。自分が持っている美術の歴史などの図版がかなり色褪せて見えてしまいます。

また、時系列やカラーでも歴史上の作品を検索出来たりもします。
教会等の歴史的建造物の画像は、漫画家さんみたいな創作者にとってはかなり使いやすい資料でしょう。

それにしてもとんでもないツールができたものですね。
You Tubeの動画とかは見たくはないけれど、さすがにこれはGoogleさんに入り浸ってしまいそうです。さすがにGAFAと呼ばれる巨大IT企業だけありますね。WebブラウザもMicrosoft Edge一択だったけれど、デバイスが違っても同期化できる、すなわちスマホやPCでもブックマークなどが共有できるのが便利そうなのでGoggle Chrome に乗り換えようかと思います。ちなみにYahooは検索エンジンとしても使いづらく、Yahoo!のメールも最近扱いづらくなったので、もうやめてもいいかもしれませんね。

(2022/03/15)

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