
漫画『神無月の巫女』第十三話・第十二話扉絵
(著:介錯・角川書店・『月刊少年エース』誌掲載2005年)
(著:介錯・角川書店・『月刊少年エース』誌掲載2005年)
スマホでお読みの方向けに、現在、二次創作小説の構成を随時変更しています。
まずは中短編から作業しています。
以下の神無月の巫女二次創作小説前世編二作について。
目次頁を追加し、構成を改めました。内容はほぼ加筆修正していません。URLおよび話数ともに変更なしです。お時間ございましたらお楽しみください。
【目次】神無月の巫女二次創作小説「太陽と稲穂の或る風景」
ある秋の日、前世の巫女のお話。夕暮れ時の黄金の稲穂の原を瞳の大きさの範囲いっぱいに受け入れながら、ふたりの巫女の想いがすれ違う。神無月の巫女二次創作小説第三弾「太陽と稲穂の或る風景」の目次および前書きです。全五話。
【目次】神無月の巫女二次創作小説「禁色の圃(ほ)」
神無月の巫女生誕15周年企画。 いつか、どこかの、姫子と千歌音、前世の巫女ふたりのお話。神無月の巫女二次創作小説第三弾(2008年公開作「太陽と稲穂の或る風景」)の増補改訂版。
九月あたりに作業したはずなのに、めんどくさくて(酷)、告知していませんでした。
なぜ前世編から目次をつけたのか。タイトルの話数カウントを旧字体の漢数字にしてしまって、順番がわかりづらくなってしまったからです。書いた本人も自分が蒔いたはずのパンくずを食べられてしまったエンゼルとグレーテルよろしく、森の迷い子になってしまいました。
なお上記の二作の原形はもともとかなり古い時期(アニメ終了直後2005年)に書いたもので。
原作者先生が公式に発表した大正時代の姫子と千歌音ではなく、平安時代(末法の世)あたりを想定していました。オロチ衆のメンバーも出てくるものでしたが、最後がちょっとアレなので、発表しませんでした。
姫子が落ちぶれた宮家の血をひく巫女、千歌音は孤児という設定でした。
名前はそのままではなく、陽、月をそれぞれ含んでいたので、正直、二次創作まがいのオリジナル小説みたいになっていましたし、(コアなファンが望ましいと考えるような)百合っぽくなかったかもしれません。今から思えば、やはり、オモテに出さなくてよかったですね(汗)
2006年あたりのファンサイトで、姫千歌の前世編を予想しよう大会みたいなアンケートがあって、姫子はお嬢さまで千歌音は庶民で、みたいな逆バージョンの格差恋愛を想定される方が多かった印象。個人サイトさんで、戦国時代のお話にされていた方もいらした覚えが。前世編のお話、読むのも書くのも好きでした。過去編だから歴史ものっぽくできますし。海外の絵師さん(中国語圏の方)がストーリー漫画にされていたのも見かけましたし。
ちなみに非公式大正編の前世姫千歌のお話は、「夜顔」シリーズという長編に組み込んでいます。
とうしょは、女学校ものにしようと別作で書いていたのですが。似たような女の子がわちゃわちゃ出てくる学園ものがあまり好きではないので、上手く書けずじまい。文章にすると、女の子の描き分けが難しいですよね。個性をつけるために、極端に一人称を変えたり、オーバーな言葉づかいしてみたりするけれど、やりすぎて原作を離れてしまうことがあります。「マリア様がみてる」みたいな、爽やかな読みやすいものにならないの…(悲)。
さらに、姫子と千歌音の関係性は卒業したら区切りがあるもの(いわゆるエス)じゃなくて、とも思いなおした結果です。やっぱり神無月は巫女ですから!(…と謎めいた締めをしてみる)。
余談ですが、掲載画像はアニメ放映終了後に原作漫画の連載分を買ったもの。
最終話は十四話。その少し前のクライマックスなのですが、初めて読んだものの、「とんでもない」描写がありまして驚いたものです(笑)。表紙が対比になっていてよかったので、当時の部屋で飾っていた覚えがあります。
漫画の「姫神の巫女」ははたして、どんな締めくくりを迎えるのでしょうか。
今月号が楽しみですね♪ 少し早めのクリスマスプレゼントにしましょう!
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