シニアの気ままにパン焼こっ♪

**お酒が美味しくなるおつまみ作りや、ワインに合うハードなパンを自分流に楽しく焼いています**

🎶ちぎりパンdeサンドイッチ🎶

2018-09-11 18:00:00 | 思い出



雨の音が好きです
何故か…気持ちが落ち着いてきます…

勿論
マイナスイオンの相乗作用もあると思いますが
雨の音に含まれる高周波成分には
リラックス効果があるそうです

時には
優しい雨の音に癒されながら
心穏やかに過ごすのもいいですね

「秋の長雨」(あきのながさめ)って
風情があります

別名を「秋入梅」(あきついり)とも言うそうですよ
梅雨のように
雨が降り続いているような時期を
そう呼ぶのだとか・・・

でも
6月の梅雨入りのような鬱陶しさは感じませんよね
それは…たぶん
爽やかな「秋晴れ」が待っているからでしょうか。。。

そう・・
秋の長雨は
シトシトと弱い雨が降り続き
夏の終わりと秋の訪れを告げる雨なのです…
暑かった夏から涼しい秋へ・・

「秋探し」に行きたくなりますね

柄にもなく
ちょっと乙女な気持ちになってしまいました

やっぱり・・「秋」ですね~(笑)。。。




白パンでちぎりパンを焼きました






ひと回り大きくなったらOKパンだけにパンパ~ン






真っ白でふわんふわ~んそっと持たないとつぶれそう~






しっとりもっちもちの幸せ白パンdeサンドイッチ






息子が幼い頃は
いつも
お弁当を持ってピクニックでした
白い砂浜で
思いっ切り遊んだ思い出の一枚(1歳半)







お立ち寄り下さりありがとうございました


🎶おどるポンポコリン🎶

2018-08-29 22:00:00 | 思い出
『さくらももこさん死去』
突然の訃報にびっくり・・・
しかも
まだ53歳という若さです
心からご冥福をお祈りいたします


実は
「おどるポンポコリン」は
とても懐かしい思い出の曲です

もう30年位前の話ですが
私は
1学年2クラスという小さな学校で
小学校3年生の担任をしていました

ちょっと歩くと
白い砂浜が広がる自然豊かな所でした

潮風に吹かれながら
子供たちと
貝殻を集めたり
凧あげもしました

子供たちより
私の方が夢中になって
はしゃいでいたような気がします(笑)

その時の運動会のダンス曲が
「おどるポンポコリン」でした

明るく楽しい曲に
可愛い振付けを考えるのが楽しくて
何より
子供たちのとびっきりの笑顔が浮かんできて
3年生にピッタリのダンス曲でした
今でも覚えていてくれたら嬉しいなあ~
勿論
私は今も完璧に踊れます(笑)

子供たちと楽しく過ごした日々は
ひとつひとつ大切に胸に刻んでありますが
この思い出話には
もう一つオマケがあります

赴任したばかりの放課後
夕日の差し込む教室の扉が開いて
「やあ久し振り・・」と
片手をあげて入って来たのは
高校生の時に付き合っていた彼でした

受け持ちの保護者の一人だったのです
驚きですよね

ちょっぴり甘くてほろ苦い青春の1ページ・・
額にキラリと光る汗とテニスコートの彼の姿
ときめきときらめきの二重奏でした(笑)





コーヒー味のバトンショコラロールパン






トロトロのビターチョコとコーヒーの香りで幸せ気分





素肌を通り抜ける風に
少しずつ秋の気配を感じます
猛暑の中でも
確実に「秋」は近付いてきているのですね。。。

今年の「秋刀魚」は
脂がのって最高だとか・・
嬉しいですよね
安くて美味しい秋刀魚をたくさん食べたいと思います





お立ち寄り下さりありがとうございました


🎄クリスマスの約束🎄

2016-12-26 04:20:20 | 思い出
Merry Christmas

今年のクリスマスは
ドイツの伝統的な菓子パン「シュトレン」を焼きました
リース型にすると可愛いですね




真っ白な形は
白い産着に包まれた幼子イエスをイメージしているそうです
クリスマスの4週間前から毎週日曜日ごとに
「シュトレン」を少しずつスライスして食べていくのが正統派ドイツ流だそうですよ。
この待つ間を「アドベント」と言うのだそうですが
熟成が進んでいくシュトレンを少しずつ味わいながら
クリスマスを静かに待つのも素敵ですね


私には
とっても大切にしているクリスマスの思い出があります
もし叶うなら
あの頃にもう一度戻れたらなあ~・・と、時々思います(笑)


今夜は
クリスマスに始まった私の恋の話を聞いて下さい。

彼の名前はケイ君
学生時代にちょっとお付き合いしていた私の彼の先輩でした

でもその時は
ケイ君にも素敵な彼女がいたので
私たちはまだ、ただの知り合いだったのですが・・・。

それから2年後・・・
ケイ君から突然の電話。。。

「久し振り・・・元気
「わあ~びっくりしちゃった~ケイ君こそ元気にしてた

「もし、良かったら会えないかな?・・実はね、彼女と別れたんだ・・・」

「・・・そうだったの・・・」
「でもね、今はちょっと無理・・幼稚園の仕事が忙しいの・・ごめんね

「いつだったら、会える
「・・うん・・そうね・・・」

「じゃあ・・クリスマスに会うのはどう
「え?まだ半年以上もあるよ?」

「だから、いいと思うの・・ううん、お互いに会いたい気持ちはきっと変わらない・・大丈夫・・」
「・・・よし、わかった・・クリスマスの約束だよ・・・」


そしてクリスマスの夜
ケイ君はすごく素敵なお店を予約しておいてくれました。

約束のこの日まで
一度も連絡を取り合う事はなかったのに
私たちは
ごく自然にまるでずっと前から恋人同士だったみたいに
楽しい時間を過ごしました

「Yoo、上を見てごらん・・」

見上げると
天井には、たくさんの星が瞬いているかのようにキラキラ光って輝いています。

「わあ~綺麗ねえ・・

「あれは、何でできていると思う?」

「う~~ん、何だろう???分かんない・・教えて

「あれはね、アルミ箔を丸めているんだよ・・」

「素敵なアイデアね

何気ない会話なのに、本当に幸せで心が満たされました

それにもう一つ・・・
クリスマスという事もあって、お店のイベントのくじ引きで
幸運にも私たちの座っているテーブルの番号が当たったのです
クリスマスプレゼントは「J&B」というスコッチウイスキーでした
でも何よりも
周りの人の拍手が
まるでこれからの私たちを祝福しているかのように感じて嬉しくてたまりませんでした

クリスマスに始まった私たちの恋
もしかしたら
サンタさんからの素敵なプレゼントだったのかもしれません

それから
私たちは、色々な夢を語り合いました。
お互いに、同じような価値観を持っていたのでつい話し込んでしまい
気が付くといつも真夜中でした

私は、少しでもケイ君の傍にいたくて
彼の自宅に近いマンションに引っ越しまでしました(私って、かなり情熱的?

ケイ君は、大学の行き帰りに必ず立ち寄ってドアにメモを残してくれる優しい人でした。
「おはよう」とか「行ってきます」とか「家庭教師のバイトの帰りに寄るよ」とか
他愛もない短いメモでしたがとても温かくていつも愛情がいっぱい溢れていました

どんなにたくさんの時が流れても
決して色あせる事のない私の大切な思い出です・・・

彼は今
自分の夢を実現し研究を続けています
頑張っているケイ君の姿を思うと、私まで嬉しくなって励まされます。
 
彼が結婚する時、一度だけ連絡をもらいました。
「結婚するよ・・・名前は”Yoo”って言うんだ・・・。」
 
ケイ・・ずっと幸せでいてね・・・


おしまい



どうぞ皆さまも
素敵なクリスマスをお過ごしくださいね



お立ち寄り下さりありがとうございました

**⛄初雪の恋⛄**

2016-11-26 00:02:00 | 思い出
こんばんは

関東の半世紀ぶりの早い初雪のニュースを見ながら
学生時代の甘酸っぱい恋を思い出しました

場所は東京・・・
お友達のTちゃんが、喫茶店でアルバイトをしている大学生のS君に恋をしました

「いつも一人でお茶を飲みに行くのも変に思われるから、付き合って~
と、Tちゃんに頼まれて
「しょうがないわね・・・」と言いながら渋々お供するうちに
Tちゃんの恋のお相手S君ともすっかり意気投合。。。
それはそれは、楽しい時間でした

でも
S君が卒業する前に、どうしても気持ちを打ち明けたくなった彼女。
「Yooちゃん、お願い・・キューピッドになって・・・
「・・・うん・・任せて

その日は確かクリスマスイブ・・
私は、一人でS君のアルバイト先へ行きました

「あれ?今夜はひとり?」
「あのね・・どうしても聞いてもらいたい話があるの。」
「え?なに?・・なんか相談事?」
「・・・実はね・・・Tちゃんの事なんだけど・・・」

私は、TちゃんがS君をずっと好きだった事を話しました
頷きながらずっと話を聞いてくれたS君。

「何となく気付いていたよ・・でもね、俺はお前が好きなんだ。」

「え?本当・・・私も・・・」そう言いかけて
私は、言葉を飲み込みました。
友達を裏切るような事は絶対にできない
二人で会うのはこれが最初で最後にしよう・・・

時間が止まればいいのに・・・
私は、彼といつまでも一緒にいたくて
終電に乗り遅れてしまいました

「俺んち来る
「うん・・・じゃあ、始発までお世話になるね。」
内心はドキドキだったのに
笑顔でおどけて見せながら、二人で夜道を歩きました

それから・・・
ミルクティーを飲みながら朝まで他愛ない話をしました。

一緒にいるだけで幸せだったあの頃・・

そして
突然、彼が立ち上がって
窓のカーテンを開けて、優しく微笑んで言いました・・
「Yoo、来てごらん・・雪だよ。」

外は、白一色の雪景色でした
その静かな雪の美しさ初めての素敵なホワイトクリスマス
たったこれだけの思い出だけど映画のワンシーンのように何故か忘れる事ができません・・・

おしまい


私の切ない恋の思い出でした

この続きは、またいつかお話ししましょう

「おやすみなさい・・




お立ち寄り下さりありがとうございました









*”熱中症”になった事があります・・・悲惨な話ですが聞いて下さい・・*

2016-07-21 20:40:00 | 思い出
こんにちは

今日から”夏休み”ですね
ワクワクしている子供たちとは対照的に、お父さんやお母さんは大変かもしれませんね
たくさんの楽しい思い出ができるといいですね

だんだん暑くなって来ると、いつも思い出すのが『熱中症』になった日の事です
それも、もう20年くらい前の出来事なのですが、あの日を境に、私の体の中で何かしらの変化が起きたような気がします。

せっかく聞いて頂くのに、あまり良い思い出話ではありませんごめんなさい…
それに、”お茶”もお出しできませんので、せめてふわっ、ふわのスフレチーズケーキでも見ながら聞いて下さい。



                             


                                  


その頃の私は、『磯釣り』にハマっていました
今で言う、『釣りガール』の走りですね

それには、理由があります。
そもそも、私の旦那様は、真面目を絵にかいたような非常に無口な人でした
当然夫婦の会話なんてありません…
そこで、共通の趣味を持つ事で、少しでも楽しく過ごすことが出来れば・・・と考え、『釣り』を始める事にしたのです。

最初は、浜辺で竿を投げる事から練習しました
釣り竿がなかなか上手く投げられません
釣り糸や針が、自分の服や髪の毛に絡まったりします(笑)
何時間も練習して、何とかクリア~

今度は、”餌”の付け方です。
エビえさなら何とかいけるのですが、虫えさ(ゴカイなど)は見るのもダメで、そこは主人にやってもらう事にしました。
この辺が、まだまだ甘いですね。残念

磯ではチヌねらいなのですが、そのためには当然、真夜中に家を出て山越えをし明るくなる前に磯場に着かなくてはなりません
今考えると、『足場の悪い、岩だらけの危険な所でよくやっていたなぁ~』と、我ながら感心します
でも、「きたっ」っと、針を合わせた時のあのヒキの感覚が病み付きになるんですよね(笑)

磯釣り、波止場釣り、渡し船など,色々やりました。

浜辺でキス釣りをした事もあります。(数え切れないほど釣りましたよ

帰宅すると早速、お刺身です。
こうみえても、魚をさばくのは得意なんです

実は、私の実家は”雑貨屋さん”でした
田舎のお店ですから、もう何でもアリです。
生活必需品すべてです。

お鍋にお皿、調理用具、洗剤、シャンプー、文房具・・・、ハンカチ、靴下、下着、作業着、エプロン、洋服・・・etc…。
それに加えて食料品まであります。
野菜からお肉・魚にいたるまで・・・つまり”なんでも屋さん”です。

父は不動産の仕事をしていて家には殆どいないので、母は、お店をひとりで切り盛りしていました
なので、私は、当たり前のように家の手伝いをよくする、いわゆる”看板娘”でした(笑)
そんな訳もあり、魚を三枚に下ろしてお刺身にするのも、この頃に覚えたのです。

キスは天ぷら、アラカブはカリカリのから揚げに・・・。
『アラカブ』というのは『カサゴ』の事です。
アラカブは地方名で、本来の名前はカサゴなのですよね。
『アマダイ』を京都で『グジ』というようなものでしょうか

岸壁から真あじを大量に釣った事がありますよ
その美味しかった事・・・今でも,忘れられません

ああ~それなのに、それなのに~~~
その磯釣りで、まさかの『熱中症』になってしまったのです。

身体がぐったりして力が出ません
吐き気もします・・・
初めは、『朝が早かったから、ちょっと疲れたのかな・・?』くらいだったのですが、気分はどんどん悪くなる一方です
なのに、主人ときたら心配するどころか、帰る気配も見せません。

仕方なく、私は地面を這うようにして山越えをし(1時間余りかかりました)やっとのことで車までたどり着いたのです
そして、鏡を見てびっくりしました
顔も眼球も真っ赤なのです
そして、髪の毛一本一本までが、燃えるような熱さです
私は、とっさに『生命の危険』を感じました

着ていたものを全部脱いで、車に目張りをして、体中にを乗せました。
すぐに、病院に行けばよかったのですがいつ主人が戻って来るかわかりませんので・・・・・なんという健気な妻…って、自分で言うか~

それから、5~6時間は経ったでしょうか・・・
ようやく、車に戻った主人にその事を話しましたが「へぇ~、そう・・」の一言でした

結局、その後私が体調を崩し、色々な意味で、プッツリ『釣り』に行かなくなったのは、言うまでもありません(笑)

あまり、楽しい思い出話でもありませんでしたがとにかく『熱中症』には気を付けましょうね。
勿論、その時の体調もあると思いますが、水分補給は絶対ですよ

余談ですが、私がまだ可愛いかった子供の頃の話をひとつ…(かなり話が飛びます
渓流釣りは、残念ながら経験はありませんが、『岩魚』といえば龍の子太郎ですよね。
太郎のお母さんがイワナを食べて”龍”になったというお話です
そのお話を読んで、私は『”イワナ”を食べたら本当に”龍”になってしまう…』と、信じていました・・・・・なんて、純真なんでしょう(笑)

あの頃にはもう戻れませんが、いくつ歳を重ねても素直な気持ちだけは持ち続けましょうね


私の昔話にお付き合い下さりありがとうございました