
<華/花みずき>
花みずきの花の湖
ピンクのうねりを乗り越えて
花また花
ポニョのように
この花の湖を泳げたら
あなたは華やかな
主人公になれる。
<風の花嫁/たんぽぽ綿毛>
白いベールでおしゃれをしたし
春の野原はお日さまいっぱい
風さん風さん私を乗せて
どこか遠くへつれてって
広い野原のどこでもいいよ
風さん風さん私のことを
そよ吹く時に気が付いたなら。
<舞ふ/桜の恋文>
桜は今がさかり。染井吉野にせよ山桜にせよ日本人の心を揺さぶる
遺伝子が脈々と流れているようだ。
色っぽくあり、可憐でもあり千年の昔から幾多の著名な先人達が言の葉
を尽くしてほめたたえたように。私も桜への恋文を書こう。
月齢27
<かぐや姫の物語>
きれいな月の朝。am5:30 月は毎日約10度ほど太陽に近寄ってゆき
だんだん細くやせてくる。月齢27
新月を過ぎるとその逆でだんだんふくよかになる。 天空の乃木坂27の
かぐやはその分忙しく、とても一人の殿方に恋など許されない身なのだ。
<銀色のえのころ草>
とてもきれいな光景に出会った。銀色のえのころ草。
空になったその穂は柔らかい羽毛だけになりおりからの弱い陽ざしに
キラキラと輝いている。今、だけの光景。