詩と短歌集/photo poem 雪割一華(ゆきわりいちげ)

写真短歌・写真俳句・写真詩・随筆散文・陶芸の話など自由気ままに書いています。  

梅雨休み/苗代苺

2020-06-30 | 俳句

<梅雨休み/苗代苺>

梅雨時は野生の苺のみのる時でもある。普通に店頭に並ぶあの尖った

苺のかたちでなく、野生のものは粒がボール状に集まってつぶつぶが

大きい。代表的なものは黄苺(木苺)なのだがこの辺りで見かけるの

は苗代苺というつる性の苺が多い。 実はたくさんなるが粒が少なく

やや小ぶり、口に含む、と酸味が強いがクセは少ない。

近所のスポーツジムの横にたくさん生えているが実付は良くない。

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梅雨休み/上弦の月

2020-06-29 | 俳句

<梅雨休み/上弦の月>

6.28は上弦の月、夕方天頂に半分の月がかかる。九州に大量の雨を

降らせた前線が近畿へ来るかな?と身構えていたのだが朝方までで

梅雨休み。湿度が高く空ももやっていたのですっきりした月の形は

望むべくもなかったが、それでも上弦は上弦。

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続 木漏れ日/オフェリアの光と影

2020-06-28 | 短歌

<続 木漏れ日/オフェリアの光と影>

おはようちきゅう。今朝は雨。

木漏れ日のシチュエーションが気に入り続編を。

光の部分にポイントを置いて撮影すると影が強調される効果を応用

してさらにイメージを膨らませてみた。 私には俳句(17文字)で

表現するのは難しすぎるので、 あえて歌(31文字:文字数が多い)

イメージを詠んでみる。短歌の方お許しのほどを。

※オフェリア:シェークスピアの戯曲で狂気を装ったハムレットに「尼寺へ行け!」

 と言われ非業の死を遂げた悲劇の姫。

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木漏れ日/アガパンサス

2020-06-27 | 俳句

<木漏れ日/アガパンサス>

私のウォーキングは今頃だと丁度朝日が昇ってくる頃で、周りの景色が

キラキラと輝いてとても美しい。 最近は重たいけれどたまにカメラを

首にかけ家を出る。朝6時ごろなので人影も少なく思わぬ劇的な光景に

出会うことがある。 このアガパンサスは大きな桑の樹の下で葉の隙間

から漏れくる光が瞬間的なスポットのように当たったもの。

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花果てる/紫陽花

2020-06-26 | 俳句

<花果てる/紫陽花>

どんよりとしていた空がついに雨空になった。まだ土砂降りではない。

もう終わりかけの紫陽花の花に水珠を作り花の色を映してパープルに

見える。

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李/すもも

2020-06-25 | 俳句

<李/すもも>

小学生の頃、同級生の家の庭に大きな2本の李の木が有った。その頃は

まだ集団登校や道草をうるさく言われない時代だったので、寄り道して

よくかじったものだ。桃のようなサクリとした食感でなくシャリシャリ

していた食感が記憶に有る。もちろん赤黒く熟れた実をである。この李

は特養の庭に生えていてその枝が遊歩道の方へせりだしてなっているが、

もちろん見るだけのものである。つい最近まで杏(あんず:アプリコット)

と李(すもも:プラム)を混同していたが違うものであるとおぼえた。

※西洋すもも:プルーン

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コロナの日々/朝歩き

2020-06-24 | 俳句

<コロナの日々/朝歩き>

早朝のウォーキングを復活して1ヶ月近くなる。梅雨入りした頃雨で

一日止めただけで毎日続けている。

時速約3kmで1時間。行きに30分経った時に信号を渡り反対側の

舗道を復路にしている。4月以降コロナ騒ぎが続いてろくに体を動か

していなかったのだが、それに術後の体調不良が理由になっていた。

あまりにも体力の激減に心気一転して復活することにしたした。

今、朝歩く人はみんなマスクをしている。速歩で歩いているとかなり

息苦しいが皆さん息苦しいのだろうなと思いながらガマンして歩く。

 

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梅雨空へ恋文/紫君子蘭

2020-06-23 | 俳句

<梅雨空へ恋文/紫君子蘭>

梅雨入り後雨らしい雨が降ったのは2日ほど、植木鉢の花達も乾燥が

進む。道端のアガパンサス:紫君子蘭もつぼみがほどけてきたが若干

みずみずしさに欠ける。明日から下り坂らしいのでこの花もいきいき

としたレイニーパープルを見せてくれよう。

アガパンサスの花言葉はすべて愛にちなんだものここではラブレター。

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大判草:ルナリアです!/小判草の続き

2020-06-22 | 俳句

 webより

<大判草:ルナリア です!小判草の続き>

特養の庭にルナリア:大判草または合田草 が実を付けている。

薄っぺらいさやに数粒の種が透けて見える不可思議な植物。

生け花をなさっている方は花屋さんで白い枯れたさやを「ルナリア」

としてご存知だろう。種を落としたものは優雅にさえ見える面白い

カタチがいい。先日小判草や姫小判草を取り上げたが、これらは稲科

大判草は菜種の仲間で花も「紫花菜」にそっくりである。

さやの大きさは5cmほどで厚みは2mmほどと薄い。お金持ちに

なれるかなれないかはさだかでない。

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風と合歓

2020-06-21 | 俳句

<風と合歓>

おはよう地球。

土曜日病院の帰り家の近くの川べりに合歓の花を見つけた。車から

だったので一瞬だったけれど、帰宅してから再度訪れてみると満開

早速カメラ小僧に変身。

合歓の撮影は私には大変難しくすこしの風でピントがずれてしまう

本人は感度を上げてシャッタースピードを速くしたり工夫をするの

だがそうすると微妙なシットリ感がなくなったりして四苦八苦。

気温の上がる時間より前つまり朝方が風がなくて良さそう。

21日(日)は部分日食、さてどうなるやら・・・

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おたくさ/紫陽花

2020-06-20 | 短歌

<おたくさ/紫陽花>

紫陽花も雨に打たれていると何となく陰が見える。

そう言えばたまに聴くーさだまさしーの歌詩に「おたくさ」という

名前が出てくる。何だろう・・と調べてみた。

< 紫陽花の詩 > さだまさし  

  蛍茶屋から鳴滝までは 中川ぬけてく川端柳

  人の心をごまかすように 七つおたくさ紫陽花は、

  オランダさんのおき忘れ

すると紫陽花には<ハイドランゼア オタクサ>という立派な名前が。

鎖国の頃長崎に来ていたシーボルトが国外追放になり日本在住のおり
 
結婚していた「お滝さん」という女性の好きだった紫陽花をヨーロッ
 
パへ持ち帰った。
 
お滝さんを「オタクサ」と呼んで愛していたシーボルトはその紫陽花
 
「オタクサ」と名前を付けお滝さんを偲んだという。
 
のちに事情がありお滝さんはよそへ泣く泣く再婚させられ別れの手紙
 
をしたためたという。※歌詞中の鳴滝はシーボルトの住居の有った場所。
 
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別世界/葛

2020-06-19 | 俳句

<別世界/葛>

ウォーキングの途中つつじの植え込みに葛:くずの生い茂った場所が

ある。 今のこの時期若葉がどんどん生長する時期で上へ伸びるのに

からまる木が無いと下へ垂れてトンネルのようなかたちになっている。

ヒトとは不思議なものでトンネルや穴があるとのぞきたくなる。

きっとそのトンネルの向こうには人の生活があるのか、童話の世界が

広がっているのかそれぞれが空想する。時には向こうから猫が覗いて

来るかもしれない空間なのである。

 

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梅雨休み/なでしこ

2020-06-18 | 俳句

<梅雨休み/なでしこ>

気まぐれ梅雨がここ2~3日おやすみである。花壇のなでしこが一斉に

花を付け梅雨に似合わないあかるさで咲いている。 実は私には撫子も

カーネーションも石竹も見分けがつかない。葉っぱや茎はほとんど一緒

で丈や花の大きさが異なる。調べてみるとみんな「ナデシコ科」の植物

見分けがつかないはずだ。だから良くお世話になる京都のタキイ種苗の

花のカタログを参考に名前を記憶することにした。

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和風美人/野あざみ

2020-06-17 | 俳句

<和風美人/野あざみ>

先日の鬼あざみに比べ見るからに優し気な野あざみ。特に棘が少なく

鬼あざみのように棘だらけで触れて血だらけになることはない。

身近な原っぱなどでよく見かける。百合などの華やかさはないが里山

の和風美人といえよう。

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梅雨休み/ときわ露草

2020-06-16 | 俳句

<梅雨休み/ときわ露草>

早くも梅雨休みか 早朝濡れた舗道を歩くのは気持ちがいい。

小学校の横の土手に何やら白い小さな花みたいなものを見つけた。

「や!白い露草や!」と思ったが帰って調べてみるとれっきとした

あの露草のかたちをした白花露草なるものが別に存在するらしい。

この花も紫のときわ露草の仲間で露草一族。1.5cmの花がとても

清楚。ただ雨上がりなのでズボンもスニーカーもびちょびちょに

なり怒られるので嫁さんが起きてくるまでにドライヤーや扇風機

で証拠隠滅を図り事なきを得た。 靴は下駄箱の下に入れて今朝

現在乾いていない・・・月曜日朝のできごと。

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