詩と短歌集/photo poem 雪割一華(ゆきわりいちげ)

写真短歌・写真俳句・写真詩・随筆散文・陶芸の話など自由気ままに書いています。  

こんぶや

2012-09-30 | 随筆・雑感


<こんぶや>

大阪空堀商店街にある昆布屋「土居」のたたずまい白壁に枯れたつたが這って
古い窓と暖簾との調和がとても絵画的だ。一度店内から外を見てみようと思って
いる。
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ヨシカワノリコ展

2012-09-30 | 随筆・雑感
   
  

<ヨシカワノリコ展>

書道展で墨のにじみを活かした自由奔放な作品群。まさにアート。書道の心得
が無いので読めない文字が多いがちゃんと解説付き。ただ、形や色合いで引き
込まれるような魅力がある。一見に値します。ぜひごらんになってください。
30日は台風の影響でやむを得ず休廊です。


ヨシカワノリコ 「一本の筆で墨文字あそび展」
会期 9/30(日)~10/13(土)

★ARTLABOそら★  入場無料 水曜日定休
開廊時間  12:00~19:00  最終日 12:00~16:00まで
大阪市中央区谷町6丁目4-28   TEL 06-6767-4006 
地下鉄谷町線「谷町6丁目駅」下車 4号出口 右の階段を下りて
桃園公園横の福西酒店前を左折 坂の途中黄色の看板が目印

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仲秋

2012-09-30 | 俳句


<仲秋>

残念ながら今年の月見は雲の中。
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ひがん花咲く道

2012-09-29 | 短歌


<ひがん花咲く道>

彼岸花が秋の日差しを浴びて美しい。行儀よく背丈もほぼ一緒で、音楽学校の
教室をそのまま切り取ったように華やかだ。燃えるような朱の色はまだ、色濃い
緑の中に絶妙のコントラストをつくりだしている。

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白い子うさぎ

2012-09-28 | 


<白い子うさぎ>

満月までもう2~3日あるけれど、沖縄沖に台風が来てるので月見も危ぶまれる
 今夜も空気が澄んで、満月と見まがうような美しい月が辺りを照らしている。
うさぎのかわいいケーキをながめながらの想像の世界。
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かぐやはんと月

2012-09-28 | 


<かぐやはんと月>

満月ももうすぐだ。秋らしくなり、空気も澄んで月がきれいに見える。先日月
へ帰ってしまった「かぐや」に恋文などしたためて秋の夜長を静かに愛でる。
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白彼岸花

2012-09-28 | 短歌


<白彼岸花>

やはり白い花はいい。しっとりと吸い込まれるような色は、陶器の白磁を思わ
せる。優雅な花の姿から球根に猛毒を持っていると誰が想像できよう。

白花の咲き初む朝に露をおく草叢に立ち彼岸の中日
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くりの実

2012-09-27 | 俳句


<くりの実>

近くの公園のくりの実が落ちだした先日は7個もひろった。会社の娘に栗ごは
ん1人前はできるよとあげたら、どうして作るんですか?エーッlと思ったので
邪魔くさくなりそのままゆがいて二つに割ってスプーンでほじくるとおいしいよ
と言ってあげた。
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月のみちかけ

2012-09-27 | 短歌


<月のみちかけ>

いつの時代も月は物問う相手であり、上向いて眺めると、何かを話しかけたく
なるような存在だったのだろう。そして、今でもそうである。満ちている時も欠け
ている時も、うれしい時も悲しい時も。
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上弦の月夜

2012-09-26 | 


<上弦の月夜>

窓から涼しい風がはいってくる。今夜もきれいな月だ、読みかけの本も止めて
テレビのばか騒ぎも消して窓にもたれて月を眺めている。静かだ。
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しろはぎ

2012-09-26 | 短歌


<しろはぎ>

むらさきの萩は季節を感じていいけれど、白い萩もいい。さわやかな風が吹き
抜けるようで、心が洗われる思いがする。秋の花達を愛でることのできる自分
をとても幸せに思う。
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えのころ草

2012-09-25 | 短歌


<えのころぐさ>

えのころぐさを鳩たちが無心についばんでいる。そばへ行っても逃げようとも
しない。子供の頃からこの草は遊び友達で、子供同士相手の首筋へほうり込
んで逃げたり、手でゆるくにぎって力を入れたり緩めたりして上へピコピコ出て
来るのを面白がったものだ。今は植木鉢に植えてその緑と形を楽しんでいる。
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まめあさがお

2012-09-24 | 俳句


<まめあさがお>

直径15mmくらいのミニ朝顔。かたちも葉っぱも一人前の姿をしている。植え
た覚えもないのにそこそこの数の白花。夏は過ぎたのに気付かぬ風でかわい
らしい。どこから種が来たのだろう。来年も咲くといいな。
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森の天使

2012-09-23 | 


<森の天使>

森の楢の木をカラスうりの花が白いレースの模様でかざっている。頼りなげな
淡い花だけれど秋の終わりに真っ赤な実へと変身する。きっと赤い糸で結ば
れているのだろう。雨が降っている。

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あげはちょう

2012-09-22 | 短歌


<黄あげは>黄あげはのつがいが戯れている。百日草から白芙蓉へ恋人同士が
 語らいながらじゃれあうように。真夏に比べ空気は透明にすんできて蝶の舞姿を
 いっそう鮮やかにする。
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