まりぶろぐ

舞台や映画、本の感想などを綴ります。

『アリス・イン・ワンダーランド』②

2012-12-26 14:29:07 | 舞台芸術

アリスにとうこさん(安蘭けい)。子持ちのキャリアウーマンという

初挑戦の役どころに体当たりで演じてました。

ずっと出ずっぱりでしんどい役だったと思います。

動作がスローな芋虫にJOYくん。なかなかイケメンで、

舞台度胸も良かったと思う。「楽しけりゃいいさ」が口ぐせの

エル・ガド(猫)に柿澤勇人くん。なかなかの実力派です。

白のナイトとアリスの夫ジャックの2役に石川禅さん。

この人はもう、いうまでもなく演技も歌も上手いです。

赤の女王に、これまた舞台は初の渡辺美里さん。きついイメージは

なく、ハートフルな女王様でした。歌はさすがに上手いです。

臆病者で太っちょの白うさぎに田代万里生くん。着ぐるみで

顔はメガネ。イケメンなお顔が全然観れなくて残念。

歌もちょこっとしかなくて、田代くんの持ち味が活かせてない感じ。

でも、コミカルな演技は頑張ってました。そして、圧巻だったのが

クロエをさらっていった帽子屋の濱田めぐみさん。すごい存在感でした。

アリスと敵対する悪役なんですが、迫力ありました。

歌も抜群に上手いですね。話は、全てアリスの頭の中でのことで、

登場人物達もアリスの一面を表しているのですが、話は単純なものでした。

でも、皆、キャラが個性的で、カラフルな衣装と、ワイルドホーン氏の

軽快な音楽で、ポップでキッチュなミュージカルでした。


『アリス・イン・ワンダーランド』①

2012-12-22 17:20:08 | 舞台芸術

ミュージカル『アリス・イン・ワンダーランド』を観てきました。

「不思議の国のアリス」をベースにはしていますが、話は異なります。

時代は現代。小説家で主婦のアリスは、仕事でも悩み、家庭でも

娘や夫ともうまくいかず、悶々とした日々を送っています。

そこへ白うさぎを追いかけて、娘のクロエ去っていくのをアリスも

追いかけてエレベーターに乗り込むと、ワンダーランドの世界へ・・・。

そこで、芋虫やエル・ガド(猫)、帽子屋、ハートの女王達と出会います。


宝塚星組『めぐり会いは再び 2nd』③

2012-12-20 13:12:50 | 舞台芸術

ドラントの従者・ブルギニョンにベニ(紅ゆずる)。

今回も笑わせてくれます。アドリブも満載でした。

劇作家のエルモクラートにゆりかちゃん(真風涼帆)。

前回と同じ役だけに、落ち着いた演技でした。

突然やってくるシルヴィアの婚約者となのる男に

まさこさん(十輝いりす)。新しいキャラなのですが

存在感ありました。そして何と言っても、私の今一番押しの

ことちゃん(礼真琴)。シルヴィアの弟役で、かなりセリフもあり、

出番も多いです。びっくりしました。かわいかったです。

シルヴィアと久しぶりに出会って、ハグするところとか(2人も

足をあげている)、同じ格好で怒るところとか。良い役を貰えて

よかったなぁと思いました。お話自体は、たわいもない単純な

話ですが、ほのぼのとしていて良かったと思います。


宝塚星組『めぐり会いは再び 2nd』②

2012-12-19 18:39:42 | 舞台芸術

お芝居は、2011年に星組で上演し好評を博した『めぐり会いは再び』の

続編。紆余曲折の末、無事婚約した貴族の息子ドラントと、領主の

お転婆娘シルヴィアは、ちょうど1年後の結婚式前夜に、

ひょんな事から言い争いをして、またもや仲違いをしてしまう。

ちょうどそこに、シルヴィアの婚約者と名乗る騎士が現れたことから、

事態は再び大混乱。果たして二人は無事に結婚式を挙げることが

できるのか・・・・・・?またもや起こる恋の騒動を華やかに

コミカルに描き出したものです。

ドラントにちえちゃん(柚木礼音)。おぼっちゃまで、ちょっとつんデレくんな

役を好演。シルヴィアにねねちゃん(夢咲ねね)。ねねちゃんは本当に

この役が合ってますね~。大人っぽい役から、こうしたキャピキャピした

役も両方こなせるのがすごいですね。


宝塚星組『めぐり会いは再び 2nd』①

2012-12-15 17:41:59 | 舞台芸術

先日、母と妹と宝塚星組を観てきました。

今回はいつもと異なり、日本物のショー、洋物のお芝居、

洋物のショーの3本立てでした。なかなか豪華でした。

日本物のショーは『宝塚ジャポネスク』と言って、序・破・急という

3部構成です。まずは、序。おなじみさくらのボレロから。華やかでした。

次は破。弥勒菩薩(松本悠里さんの踊り)と千体仏でしたが、

ちょっと退屈でした。最後は急。荒城の月です。総踊りは綺麗でした。

でも、いつもみたいに、ちょんぱで幕開けして、さくらのボレロの総踊りで

終わる方がいいかなぁと思いました。全体的に地味な印象を受けました。