まりぶろぐ

舞台や映画、本の感想などを綴ります。

『コンタクト』②

2007-05-30 17:06:34 | 舞台芸術

パート2は・・・1954年、ニューヨーク。

クイーンズ区のイタリアン・レストランに、マフィアのボス

らしき横柄な男が、内気な妻を連れてやってきました。

日頃から紳士的とはとても思えない夫に服従されている

妻は、この日も何とか夫と会話をしようと試みますが、

黙って、じっとしてろ、と命令されてしまいます。

夫がビュッフェ形式の食事を取りに立ったつかの間、

妻は白昼夢にふけります。夢の中で、彼女は密かに

心惹かれていた、その店のウェイター長と、自由に、

うっとりして踊りだしたのです。

青いドレスを着て、くるくるまわる女性(妻)は、すごく

ダンスがうまかったです。ウェイター長も色気のある人で

濃密な空間が上手に作り出されていました。


『コンタクト』①

2007-05-29 11:15:10 | 舞台芸術

先日、京都劇場に、劇団四季の『コンタクト』を

見てきました。これは、ダンスのみで構成されている

ちょっとユニークなミュージカルです。3話に分かれているので、

今日はその1話を。

1767年、フランスあたりの森の中。一組の貴族のカップルが

ピクニックを楽しんでいます。ピンクのドレスを着た若い貴婦人は

召使いが揺らすブランコに乗り、男性の方は、傍らで眺めています。

そのうち、女性は飲んでいたワインをわざと空にすると、貴族の

男性に新しいワインを持ってくるように言います。彼が走り去った

後、大胆にも貴婦人と一緒にブランコに乗って、こぎ始めたのは

何と・・・。というストーリーですが、だいたい想像がつきますよね。

なかなかセクシーなシチュエーションでした。


『コンフィデント・絆』

2007-05-28 22:03:03 | 舞台芸術

久しぶりに三谷幸喜さんの作品を観てきました。

4人の画家と1人のモデルの物語です。

笑いの中に、ジーンとくるものがあり、三谷さんらしい

作品でした。私的には、ゴッホ役の生瀬勝久さんの

演技がツボでした。紅一点の堀内敬子さんも、かわいい

だけでなく、コメディ・センスのある人で、良かったです。


『フラガール』②

2007-05-26 21:33:09 | 映画

フラダンスを都会から教えにくる先生に、松雪泰子。

生徒の中心人物に蒼井優。両方ともなかなか演技は

良かったです。というか泣かせるシーン満載で。

まず、生徒の一人が夕張に行ってしまうシーン。

先生が出て行ってしまうときに電車の窓から見ると、

生徒達がフラダンスをしているシーン。フラダンスって

手の動きに意味が込められているそうです。

「愛しています」とか表現されたら、もう留まるしか

ないじゃないですか。

あと、フラダンスに反対だった蒼井優のお母さんも、

実際の彼女の努力を見て、ハワイアン・シアター設立に

協力するところも良かったですね。これ、実話に基づいて

いるらしいです。なかなか良質な映画でした。

そうそう、フラダンスは皆、かなり巧かったのですが、

かなり練習されたらしいです。


『フラガール』①

2007-05-25 20:51:02 | 映画

先日、近くにある市民ホールに映画『フラガール』を

観に行ってきました。少し前に公開された映画なので、

タイムリーに観た方もおられると思いますが・・・。

今回、なんと500円!だったんです。近くのおいしい

お蕎麦屋さんで食事をした後、母と妹ででかけました。

ある県の炭鉱の町が舞台。かなり閉鎖され、人員も

削除されていき、苦しい状態に陥った町を、ハワイアン

シアターを設立し、フラダンスを上演して、救おう!という

話です。