まりぶろぐ

舞台や映画、本の感想などを綴ります。

宝塚月組『エドワード8世』②

2012-02-22 13:46:43 | 舞台芸術

主人公のディビッド・ウィンザー(後のエドワード8世)に

きりやん(霧矢大夢)。社交的で明るい紳士、ぴったりでした。

恋に落ちるアメリカ人のウォリス・シンプソンにまりもちゃん

(蒼乃夕妃)ちょっと気の強い賢い女性で、この役も

まりもちゃんに合っていたと思います。2人の会話のやりとりは

息が合っていて、すごく良いコンビなんだなと思いました。

BBCの政治番組担当プロデューサーにまさおくん(龍真咲)。

MC的な役割です。きりやんとの絡みはなく、残念でしたが

無難にこなしてました。エドワードの秘書官にみりおちゃん

(明日海りお)。側近なので、たくさん登場するのですが、

存在が薄く、残念でした。


宝塚月組『エドワード8世』①

2012-02-20 17:23:48 | 舞台芸術

先日、母と妹と宝塚月組『エドワード8世』を

観に行ってきました。お話は・・・。

 「王冠を賭けた恋」として有名な、英国王エドワード8世と、

アメリカ国籍のウォリス・シンプソン夫人の恋愛譚。

歴史ある王朝が欧州から次々と消えてゆく、

王侯貴族の時代の落日に、「社交界よりも

ナイトクラブを好む」と評される、モダンな感覚と

気さくな人柄が、メディアを通じて人々に愛された

「大衆王」エドワード8世の虚像と実像を、

国王退位に至るウォリスとの恋愛事件を軸に描いた

ミュージカルです。霧矢大夢さんと蒼乃夕妃さんの

トップコンビのさよなら公演でもあります。


festa coba

2012-02-19 07:26:48 | 舞台芸術

昨日は、OさんとJさんと、びわ湖ホールに

アコーディオン・コンサート、「festa coba」に

行ってきました。

cobaさんは世界的に活動を行っておられる

有名なアコーディオン奏者です。

ちょうどデビュー20周年記念コンサートでも

あるようでした。

2部構成になっていて、1部は自分のルーツを

たどる旅という編成。語りを交えながら、展開して

いきます。2部は純粋に代表曲を聴かせてくれる

感じでした。

ギターとベース、ドラムスの4人だけの演奏でしたが

迫力ありました。

中ホールでの公演だったのですが、2階席の後ろまで

びっちりお客さん入ってました。cobaさんが登場したときから

「ひゅ~ひゅ~」と声が飛び、盛り上がってました。

男性客も多く、コアなファンが多いのだなぁと思いました。

私自身、Oさんに誘ってもらい行ったのですが、

アコーディオン・コンサート自体初めてで、新鮮でした。

たまにはこういうのもいいですね。

雪のため、電車のダイヤが乱れていて、私はラストまで

聴けずに席を立ったのですが、それだけがちょっと

残念でした。アンコールとか盛り上がっただろうなぁ。


『CHESS in concert』②

2012-02-17 07:59:02 | 舞台芸術

チェスのアメリカ代表フレディに中川晃教くん。

ロック調の曲を歌わせたら、さすがに上手いです。

自由で破天荒な性格がよく表現されていました。

ソ連代表のアナトリーに石井一孝さん。

バラード系の歌が上手いです。どんな役でもできるんだなぁと

感心しました。はじめフレディのセコンド(介添人)で、

後に、アナトリーと恋に落ちるフローレンスに安蘭けいさん。

微妙な心の変化を丁寧に演じておられました。

高音から低音までのびのある歌声はさすが。

MC的存在でもあるアビター(審判員)に浦井健治くん。

一人だけ、濃いメイク、まるでエリザベートのトートの

ような格好でした。相変わらず歌はすごく上手いです。

存在感がありました。

とにかく、このミュージカル、歌が非常に難しいのです。

でも皆さん、よく歌いこなされていて、さすがだなぁと

思いました。実力派のキャストでないと無理です。

そういう意味で今回は理想かな。

最後に、今回大千秋楽ということもあり、一人ずつ

カーテンコールのときに挨拶がありました。

どなたかが言っておられましたが、これがコンサート

形式でなく、本格的にミュージカル化されるとよいなと

思います。


『CHESS in concert』①

2012-02-12 20:58:07 | 舞台芸術

今日は「CHESS in Concert」観に行ってきました。

2人のチェス世界チャンピアオンプレーヤーと、

敵側の男性と恋に落ちるセコンド(介添人)の女性。

東西冷戦の時代、公正なチェスゲームが、アメリカと

ソビエト連邦、西と東の国家の思惑をはらんで

展開する・・・という話です。今回はコンサート形式で

上演されました。全曲ABBAの作曲、作詞は

「エビータ」や「ジーザス~」で有名なティム・ライス。

日本版の演出は荻田浩一さんです。