まりぶろぐ

舞台や映画、本の感想などを綴ります。

宝塚月組『バラの国の王子』①

2011-03-27 12:37:30 | 舞台芸術

もうだいぶん前ですが、宝塚月組の「バラの国の王子」を

観てきました。原作は、ボーモン夫人の「美女と野獣」です。

ディズニーの作品とは全く異なります。まずはお話から・・・

昔あるところに、バラを大切にして暮らす王族がいました。

しかし一人息子である王子は、悪い仙女の魔法によって、

野獣の姿に変えられてしまいます。そのとき良い仙女が現れ、

王子が真実を見抜く女性と出会うとき、魔法はとけるでしょうと

告げます…。時が経ちます。あるところに商人がいました。

商人には三人の娘がおり、二人の姉はわがままに育ちますが、

末娘のベルだけは気立ての良い娘に育ちました。

あるとき嵐の晩に、商人は森で道に迷ってしまいます。

大きな屋敷に辿りついた商人は、目についた食べものを

平らげて寝てしまいます。翌朝、目覚めた商人はベルへの

おみやげにと、庭に咲いたバラを折ります。

たちまちあたりは暗くなり、人とは思えない恐ろしい声が響き渡ります…。


今、できることをしよう。

2011-03-27 12:24:02 | ニュース

今回の地震では、いろいろと考えされられました。

被害地のニュースを見るたび、胸が痛みます。

関西では、幸い、一部のスーパーでの買占めがあったのと

これから電車の間引き運転が始まるくらいで

特に影響はなく、普通に暮らせています。

それが、本当にありがたいことだと思います。

私に出来るのは、募金くらいしかできませんが、

少しでも節約をして、そのお金を募金にまわすように

したいと思っています。

観劇やサッカー観戦は、やはり一番の楽しみですし、

それだけは普通に楽しみたいと思います。

今後、このブログにも普段通り、感想をアップしたいと

思います。


宝塚宙組『ヴァレンチノ』②

2011-03-16 14:05:28 | 舞台芸術

ヴァレンチノを演じたゆうひさん(大空祐飛)は、

かっこよかったです。アメリカに来たばかりの18歳の

設定はちょっと苦しいかな、と思いましたが。

もともとの持ち味が大人の男ですから。

でも様々な映画で演じた役柄の衣装(闘牛士とか)の

着こなしはさすがでした。

ジューンを演じたすみかちゃん(野々すみ花)は、

いつものことながら、安定した演技力。知的な役を

自分のものとしていました。

あと、もう一人のヒロインと言ってもよい、デザイナーで

ヴァレンチノの初めて結婚した相手、ナターシャを演じた

七海ひろきさんが、綺麗で迫力ありました。男役さんなんですけどね。

その他は、ヴァレンチノがハリウッドではじめて契約を結ぶ

エイジェンシーの人にみーちゃん(春風弥里)が人情味あふれる役で

良かったと思います。大女優を演じたせーこちゃん(純矢ちとせ)も

存在感があり、好演でした。

あとは、やはり小池先生の演出がうまいなぁと。

オレンジをキーワードにしてあり、ラストシーン、ヴァレンチノが

亡くなり、最後にもう一度ヴァレンチノとジューンが出会う

シーンを持ってくるところは泣けました。

良質な作品で良かったと思います。


宝塚宙組『ヴァレンチノ』①

2011-03-14 11:50:34 | 舞台芸術

原発での爆発・・・怖いですね。

まだ孤立されている方も行方不明の方もたくさん

おられますし、早く救助・復旧が進むことを祈っています。

さて、こんな事態のときに不謹慎かな、と思いつつ

チケットを取っていたので、宝塚宙組ドラマシティ公演、

「ヴァレンチノ」を観にいってきました。まずは話から・・・。

新大陸でオレンジ農園を経営する夢を持ちイタリアから

移民した青年ルディー(後のヴァレンチノ)は、

ハリウッドで映画のエキストラをして糊口をしのいでいた。

ある日、バンガローの庭に生えるオレンジの果実に誘われて

一枝折ろうとしたルディーは、シナリオ・ライターの

ジューン・マシスと出会い、「黙示録の四騎士」の主役を射止める。

以後、“ラテン・ラヴァー”と称され、全世界の女性の心を一人占めし、

サイレント映画史上最大のスターとして君臨するが……。


大地震

2011-03-11 19:16:51 | ニュース

オペラ「アイーダ」の感想の続きを書こうと

思っていたのですが、すごい地震でしたね~。

関西でも揺れましたよ。

関東・東北在住の皆さん、大丈夫でしょうか?

怪我とかされてないといいですが・・・。

交通も麻痺してますし、職場から自宅へ帰るのも

大変ですよね。

少しでも被害が少ないことを祈っています。