まりぶろぐ

舞台や映画、本の感想などを綴ります。

宝塚星組『ロミオとジュリエット』Bパターン

2013-06-24 16:34:02 | 舞台芸術

土曜に、IさんとNさんと宝塚星組『ロミオとジュリエット』を

観てきました。今回は役替わりがあるBパターンです。

ティボルトにゆりかちゃん(真風涼帆)。歌が上手くなっていて

感心しました。もう少し色気が加わるともっと良いかな。

ベンヴォーリオにベニ(紅ゆずる)。細かいお芝居が上手いです。

立ち姿も綺麗。ことちゃんもいいけど、やはり、男役としての

完成度が違うなと思いました。マキューシオにミッキー(天寿光希)

さん。いっちゃっているキレぶりが良かったです。壱城さんより

私は好みかな。真っ赤な髪型もインパクトありました。

死のダンサーに麻央侑希さん。ゆりかちゃんほど、妖しさが

なかったです。そして、愛のダンサーのことちゃん。流れるような

美しいダンス。慈愛に満ちた表情。素敵でした。


宝塚星組新人公演『ロミオとジュリエット』②

2013-06-23 14:07:59 | 舞台芸術

私が上手いなぁと思ったのは、ロレンス神父のひろ香祐さん。

包容力ある芝居といい、歌も良かったし、今回の新公の陰の

MVPですね。(MVPは、やはりことちゃんです(笑)ふっ)

あと、乳母の妃海風ちゃんも、良かったです。歌が上手いですね~。

ヒロインでも良かったのでは?と思いました。

モンタギュー夫妻やキャピュレット夫妻にも歌える人が

配置されていて、層の厚さを感じました。

レベルの高い新公だと思いました。

最後の挨拶で、ことちゃんが、言葉につまってしまい、

「泣かないつもりだったのですが・・・」とウルっときたときには、

こちらもウルっときました。3役こなしてきたことちゃん、

よく頑張ったね。これからも体調に気を付けて頑張ってほしいです。


宝塚星組新人公演『ロミオとジュリエット』①

2013-06-21 16:23:12 | 舞台芸術

先日、妹と宝塚星組新人公演『ロミオとジュリエット』を

観てきました。念願だったことちゃん(礼真琴)主演の新公。

すごく楽しみにしていました。私も妹もことちゃんを応援しています。

ことちゃんのロミオは、すごく少年っぽくって、アイドルオーラ、キラキラ。

素敵でした。友達想いの真摯さも、ジュリエットを想うまっすぐな気持ちも

丁寧に演じていました。歌がすごく上手いのはさすがですね~。

動きながら歌っても、音程がぶれないし、安心して聞けます。

心配していたビジュアルも、メイク・髪型等も工夫してあり、綺麗でした。

ジュリエットの城妃美怜ちゃんも研3で、初の新公主演。

落ち着いた演技と歌も上手かったです。ただ、メイクがイマイチ。

けっこうかわいい子なんで、メイクを上手くなれば、もっと良いかも。

でも、若いし、自然体で、そんなに作りこまなくても16歳の

少女に見えました。ティボルトの麻央侑希さんは、上背があるし、

ビジュアルは映えます。でも、やはり歌が苦しい。歌うので精一杯な

感じがしました。マキューシオの紫藤りゅうくん。まだ若いので、

これからって感じでしょうか。歌・演技ともに無難でしたが、特に

印象に残りませんでした。ベンヴォーリオの夏樹れいさん。

すごく良かったです。落ち着いた演技と、歌も上手かったです。


「リアル 完全なる首長竜の日」

2013-06-13 19:34:56 | 映画

昨日、大津パルコで、母と映画「リアル 完全なる首長竜の日」

を観てきました。

第9回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した乾緑郎の小説を、

佐藤健&綾瀬はるか主演、黒沢清監督で映画化。

浩市と淳美は幼なじみで恋人同士だったが、淳美は1年前に

自殺未遂で昏睡状態に陥り、いまも眠り続けていた。

浩市は淳美を目覚めさせるため、「センシング」という

最新医療技術を使って淳美の意識の中へ入り込み、

彼女がなぜ自殺を図ったのかを探る。

センシング中に出会った淳美は、浩市に「首長竜の絵を

探してきてほしい」と頼み、浩市はその絵を探しながら

淳美との対話を続ける。しかし、センシングを繰り返すうちに、

浩市は見覚えのない少年の幻覚を見るようになり・・・。

摩訶不思議な映画でした。演じる側にもかなり演技力が

必要になります。ラストはハッピーエンドを思わせる終わり方

で良かったです。


宝塚星組『ロミオとジュリエット』Aパターン

2013-06-08 17:10:24 | 舞台芸術

先日、妹と宝塚星組『ロミオとジュリエット』を観てきました。

古典の作品ではなく、フランス版のミュージカルです。

3年前に星組で梅芸で初演され、雪組、月組と大劇でも

上演された人気作品です。

ロミオにちえちゃん(柚木礼音)。2回目だけあって、演技に

余裕が感じられます。純粋でまっすぐなロミオを好演。

ジュリエットに夢咲ねねちゃん。学年が上がった分、初々しさに

ちょっと欠けますが、かわいらしさは出てました。

何といっても、2人の演技の呼吸がぴったりなのが魅力です。

ティボルトにベニ(紅ゆずる)。コスチュームがすごく似合っていて、

ニヒルな感じで妖しかったです。課題の歌も上手くなってました。

マキューシオに壱城あずささん。上手いんだけど、ちょっと

押し出しが弱いかな。もっと狂気を前面に出しても良いと思いました。

そして、私が最も注目しているベンヴォーリオにことちゃん(礼真琴)。

大抜擢です。まだ研5ですもの。ちえちゃんと友達に見えるかな、と

不安はありましたが、大丈夫でした。演技はまだかたいところも

ありますが、「どうやって伝えよう」の歌では、さすが。上手いです。

髪型が似合ってないのだけが気になりました。まだまだこれから

経験を積んで、素敵な男役さんになってほしいです。

「死」のダンサーにゆりかちゃん(真風涼帆)。3年前も演じられて

ましたが、余計、表現力が増している感じがしました。

「愛」のダンサーに鶴美舞夕さん。キレのあるダンスで素敵でした。

表情がもっと優しいと尚良いのにな。

あと印象的だったのが、ジュリエットの乳母の美城れんさん。

包容力もあり、自然な演技で良かったです。歌も上手かったです。

今回、Aパターンと書いたのは主要キャストの一部に役替わりが

あるからです。Bパターンも観に行くので、また感想書きます。