まりぶろぐ

舞台や映画、本の感想などを綴ります。

胃カメラ

2012-08-28 23:02:54 | 健康・病気

なかなか病院で貰った薬を飲んでもよくならないので、

今日、胃カメラの検査を受けてきました。

苦しかった~。8年ほど前にも胃腸を壊し、飲んだこと

あるのですが、慣れませんね。

でも、結果は幸い、やや胃が荒れているだけで、大きな

病気は見つかりませんでした。ほっとしました。

でも、胃腸が悪かったせいで、劇団四季の「アスペクツ

オブ ラブ」も行けなかったし、友達との東北旅行、ユンちゃんの

試合(神戸戦)も行けなかったので、健康のありがたみを

つくづく感じました。迷惑をかけた方々、すみませんでした。

これから食事面や生活面など気を付けて、早く治したいと思います。


『ピサロと印象派』展

2012-08-21 14:51:36 | 美術展

先日、ちかちゃんとさわこと兵庫県立美術館に

『ピサロと印象派』展を観てきました。

フランス印象派と言えば、まずモネやルノワールの名前が浮かびます。

しかし彼らは計8回の「印象派展」に、実は半分ほどしか参加していません。

個性あふれる印象派の面々を最年長者として忍耐強くまとめ、

8回の展覧会に欠かさず出品した唯一の画家が、カミーユ・ピサロ

(1830-1903)です。ファン・ゴッホやスーラなど新世代にも慕われ、

印象主義のためには新奇な手法を取り入れることも恐れませんでした。

自然の風景や人々の暮らしを描いたピサロの穏やかな作品には、

19世紀という激動の時代における都市と田園の対比や変貌する

自然観など、同時代の様々なテーマも見てとれます。

兵庫県立美術館の開館10周年を記念し開催する本展では、

国内外に所蔵されるピサロ約90点に、モネやルノワールも加え

100点以上を展示。印象主義の探求に生涯を捧げたピサロの

作品を軸に、近代の絵画、そして社会の原点を、あらためて

見つめ直します。

今までの印象派展などで、ピサロの作品は何点かは観てきましたが、

こんなにたくさんの作品を一度に観るのは初めてでした。

優しいタッチの穏やかな風景画が多く、観ていて癒されました。


オペラ『トスカ』②

2012-08-09 19:40:37 | 舞台芸術

今回の『トスカ』は海外勢と日本人のWキャスト。

私たちは日本勢版を観ました。でも字幕つきの原語上演です。

トスカに並河寿美(ソプラノ)さん。表現力が素晴らしいです。

2幕のアリア「歌に生き恋に生き」感動しました。

カヴァラドッシに福井敬さん(テノール)。豊かな声量が魅力です。

1幕のトスカとのユニゾンで歌うシーン、素敵でした。

2人の声質が合っているんだと思います。

3幕のアリア「星は光りぬ」はさすが名曲でした。

スカルピア男爵に斉木健詩(バス・バリトン)さん。

たっぱもあり、雰囲気のある役者さんでしたが、

ちょっと声量がなかったかな。

演出はダニエレ・アバドでしたが、2幕の大きな鏡を

使った演出が斬新でした。3幕は私が今年に行ったローマの

サンタンジェロ城。なんだか嬉しかったです。