W杯も終了し、かなりぐったりの私。
W杯燃え尽き症候群かも(笑)。
さて、気を取り直して、『ダヴィンチ~』の
続きを。今回は様々なロケ地について、書こうと思う。
私は様々な古い建物が大好きなのである。
パリ(郊外も含む)~ロンドン~スコットランド、
この映画には有名な建築物や絵画などが
たくさん出てくる。
まずは事件の発端となる、そして最後にも
出てくる、ルーブル美術館。12年ほど前に
私も訪れて、「モナリザ」とかを見ていたので、
ここの夜に撮影が許可されたなんて、すごいなぁと
思った。撮影に使用された絵画はジェミルという
人が複写したものであるが、かなりリアルにできている。
その他、パリでは、ラングドンが泊まったホテル・リッツ・
パリやヴァンドーム広場、凱旋門など見たことがある
場所がいっぱい出てくる。さすがにシラスが忍び込む
サン・シュルピス教会やリー・ティービングが住んでた
シャトー・ビレット(ここはパリから車で40分ほどのところに
あるらしい。とても雰囲気の良い、プライベート・シャトーだ。)
は行ったことがないけれど。
そして、次にロンドンへ。私はロンドンにはすごく興味が
あるのだが、まだ行ったことはない。
ウェストミンスター寺院(実際、ここでの撮影は許可され
なかった)、テンプル教会、セント・ジェームズパーク、
そして、スコットランドのロスリン礼拝堂。どれも素敵だ。
特にロスリン礼拝堂には、ここにはテンプル騎士団や
聖杯伝説などに見られる多くの彫刻がある。
何世紀もの間、ここにはキリスト教に関する重大な
ものが隠されていると言われ続けている。
実際、原作者のダン・ブラウンも01年にここを
訪れ、この小説のヒントを得たそうである。
ストーリーがつまらないと感じた人は、これらの
建物を見ているだけでも、おもしろいのではないか。
その時に見た、訪れた場所が映画で出てきて、とっても嬉しかった。
まずは、ルーブル美術館。「モナリザ」「サモトラケのニケ」、エントランスのガラスのピラミッド。今やパリの象徴のエッフェル塔。夜のライトアップきれいだったな。ここでインド人にナンパされそうになったっけ。凱旋門の上に登ったよ。サクレクール寺院は最終日にパリの画家たちの息吹にふれた気がするし。
そしてイギリスでは、ウエストミンスター寺院、タワーブリッジ、テムズ川、赤のダブルデッカーバス…。このようないわゆる超有名観光名所が次々と出てくる映画も珍しい。また、行きたくなったわ。
イタリアはまだ行ったことがない。是非「最後の晩餐」を見てみたい。
宗教的賛否両論があるのは当然であろう。著者ダンブラウンの小説としての面白さは群を抜いていると思う。記号の謎解きなどは特に興味がわく。映画は展開が速く、ストーリーを追っていくのに精一杯だったが、今小説を読んでいる。じっくり読めるのでありがたい。
眺めただけだけどね。
サクレクール寺院もいいよね~。
ハァハァいいながら、上まで階段で上がったけど、
上から見るパリの景色は綺麗だったなぁ。周辺では、
あちこちに路上で絵を売っている人や描いている人がいて、
アートを感じさせられる場所だよね。
イタリアも私はいったことがないです。
「最後の晩餐」は、京都の植物園の横にある陶板画の庭で
実物大のを見たけど、本物のを見てみたいよね。
あのマグダラのマリアに関する解釈は、斬新ですごいと思ったよ。
絵を見てると、そういう風に見えてくるもんねぇ。
映画はちょっと、詰め込み過ぎなところがあるからね。
謎解きの部分など早すぎるし。本当は、原作の小説を読んでから、
映画というのがオススメな気がします。
実は、活字を追うの最近あんまりできてなかったんだけど、久しぶりにわくわくしながら読めた。映画ではいまいち分かりにくかった人物関係やその描写、やりとりがよくわかった。映画の後だったのでキャストのイメージから離れられなかったが。
数々の記号の謎解きは知的好奇心をかき立ててくれた。それから、小説(虚構)とはいえ、著者ダンブラウンの大胆な解釈に驚いた。事実にもとづく部分もあり、えっ、そうなんということがいっぱいあった。大満足です。
特に映画では簡単に暗号や謎が解かれていくけれど、
小説だと、じっくりとわかりやすいし。
聖杯や象徴、宗教に関する、うんちくもいっぱいで。
確かに知的好奇心を刺激してくれる良い作品だと思います。
ラストのシーンも、映画でははっきりと書かれていますが、
小説では、もっとぼかした書き方でしょう?
その方が余韻を残すよね。