一度は朽ちて姿を消した駐車場芝生の白いキノコだが、今朝(9月1日)ゴミ出しで通りかかると、また10本近くが生えている。
芝生の緑の中で白いキノコは美しい。
白いカサには薄いオレンジ色の模様が見える。
昨日の夕方にはなかったから、ひと晩で生えたことになる。
カサの直径は7、8cm、高さも同じくらいか。
触るとカサがポロリと落ちた。
火炎茸のように触るだけでも危険なキノコもあるから、用心してウチに戻って軍手をつける。
真横からの写真が難しく、軸の様子がわからないので一本抜いて横にして撮影。
たぶんシロテングタケだと思われるが、シロートのワタシには断定できない。
ある記事には〈ツバの破片が垂れ下がることが多い〉とある(ネットから拝借した下の写真参照)とあるから、違うかもしれない。
それに軸の太さもずいぶん違う。
ネットから拝借したシロテングタケの写真。垂れ下がったツバが不気味である。
同じテングタケの仲間ドクツルタケかもしれないが、いずれにしても有毒である。
こちらはドクツルタケ。
じつは1週間ほど前から、この駐車場の先の雑木林の斜面に似たようなキノコが群生している。
幅100mにわたるこの白いキノコの群生は、まるで花が咲いたかのようで美しい。
斜面のキノコの群生。
急な傾斜地なのでなかなか単体のアップ写真が撮れない。
〈キノコの写真を撮ろうとした老人、転落して大怪我〉などと新聞に出ると恥ずかしい。
国内で4000種以上のキノコがあり、そのうち食用にできるのは約100種類、市場に出回るのはそのうちの15種類ほどというから、有毒、食用の判断は難しいだろう。
何の知識もないシロートがキノコ狩などに行くものではない。