散歩と俳句。ときどき料理と映画。

有明海

昨晩は所用で19時に都庁前の某所まで出かけ、
晩酌、晩飯のタイミングをのがしてしまった。
要件を片付けたあとツレアイと入った九州料理の店がよかった。
決して安いとは言えない店である。
ほんとうは大戸屋あたりで定食でもと思ったのだが、
日曜ということもあり、西新宿では営業は終わっていた。

まだまだ前途多難ではあるが、とりあえずひとつの難題をクリア。
お祝いというわけでもないが、ほんの少しの贅沢。

日本酒の麒麟山が100ccで350円。
一升瓶を抱えてきた店員さん、
小さなグラスに表面張力いっぱいいっぱいに、こぼさず注いでくれる。

普通だったら、グラスの下に枡を置いて溢れさせるのだが。

二杯目を頼んだときに、「すごいですね!」と話しかけると、
フッと微笑んで去って行く。照れておるのか。

100ccは約0.55合。5勺ちょっと。

お通しはホタテと茄子の炊き合わせ。うまい。
今度作ってみよう。


車海老のアオサ揚げもおいしい。

この店は九州、とくに有明海に生息する魚介類の
珍しいものがメニューに載っている。

〈マジャク〉はたしか、シャコに似たエビの仲間ではなかったかと、
すぐにグーグルで調べる。
熊本県北西部の有明海に面した荒尾漁協のHPには以下のような解説がある。
ラムサール条約湿地となった日本最大級の干潟を有する荒尾地域において、全国的にも珍しい『マジャク漁』が行われています。マジャクとは、正式名称はアナジャコでヤドカリの仲間。体長10センチほどで深さ1~2メートルほどのY字の形の穴の中で生息しています。巣穴の中に入ってくる異物を外に押し出す習性を利用して、巣穴に「毛筆」を差し込み、マジャクが筆を押し返して出てきたところを捕まえる有明海の伝統漁法です。揚げ物、煮漬けに美味しい海の幸です
シャコとよく似ているが類縁は遠いらしい。ヤドカリの仲間か。

ネットで見つけた〈マジャク=アナジャコ〉の写真。

こちらは〈シャコ〉。

店では唐揚げで提供しているが、一尾500円と高価である。
ふたり分だと1000円。食べてみたいが、これはパスするしかない。

しかしワタシのブログは食い物の話が多いなあ。

〈続く〉

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