散歩と俳句。ときどき料理と映画。

リュウキュウ

〈リュウキュウ〉という料理がある。
料理というほど大げさなものではない。
ブリや鯵などの刺身を醤油、みりん、酒と
すり胡麻のタレに漬け込んだだけ。
大分の郷土料理だが、琉球=沖縄とどんな関係があるのか。
あるサイトでは
〈「リュウキュウ」という名については諸説ある。大分の漁師が、琉球の漁師に作り方を教わり、地元に持ち帰ったことから「リュウキュウ」と呼ばれるようになったという説や、胡麻和えにする料理を「利休和え」と呼ぶことから派生したという説がある。漁師たちのまかない飯、また保存食として南部の沿岸地域から大分県全域に広まった〉
とある。
琉球の漁師に教えもらったという説はロマンがあってなかなかいいが、
利休和えが訛って〈リュウキュウ〉と呼ばれるようになったという説もおもしろい。

大分の郷土料理だが、福岡や佐賀などで食べる
鯖の刺身の胡麻醤油漬け(ゴマサバ)とよく似ている。

〈リュウキュウ〉は鯵やブリ、カンパチのような
ある程度歯ごたえのある魚が使われる。
昨日ワタシが使ったのは安売り(1パック280円)の
ビンチョウ(ビンナガ)マグロの刺身だったから、少し柔らか過ぎたようだ。

漬けタレは醤油大さじ2、味醂と酒各大さじ1をラップをかけずに耐熱容器で600wで30秒。アルコールをとばす。

胡麻を加えて1時間ほど冷蔵庫へ。食べる前に小ネギをちらす。紫蘇は千切りにして和えてもいいが、今回は下に敷いた。

あつあつのご飯に刻んだ小葱や紫蘇の葉、海苔、生姜、山葵などと一緒に乗せて食べる。
茶漬けにしてもおいしい。

ワタシは晩飯に米は食べないので、このまま酒の肴である。

こちらは博多のゴマサバ。ほとんど同じである。

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