今月初めに訪ねた、聖蹟桜ヶ丘から
南に京王永山までの散歩の途中、
関戸熊野神社の手前、地蔵堂の脇にあった2基の庚申塔。
これについては以前アップしたが、
手前の青面金剛主尊の庚申塔と、
その左の丸石に注意が行き、
うかつにも奥の文字塔を平凡なものと見過ごしてしまった。
先日入手したパルテノン多摩発行の『開発を見つめた石仏たち』のなかに、
この文字塔の紹介がありびっくり。
三猿が〈三匹犭+員(猿)〉の三文字で刻まれている。
これはたいへん珍しいものだ。
丸石を撮影したときに、偶然その庚申塔の三猿の文字が写っていた。