歌舞伎見物のお供

歌舞伎、文楽の諸作品の解説です。これ読んで見に行けば、どなたでも混乱なく見られる、はず、です。

3分あらすじ「髪結新三」

2015年12月25日 | 3分あらすじ
見る前に3分で読む用のあらすじです。

・「白子屋(しらこや)」は材木屋さん。ぶっちゃけつぶれそう。
・娘は美人なので、金持ちが婿になりたいと言ってくる。
・娘は好きな人がいる。両想い。お店の従業員の忠七。だから結婚なんてしなくない。
・これを聞いていたのが、髪結いの「新三(しんざ)」。忠七をそそのかしてお嬢さんと駆け落ちさせる。
・お嬢さんは先に新三の家に逃げた。
・忠七も新三に連れられて家に行こうとしたら、ここで新三が裏切る。
・忠七を蹴り飛ばして置き去りにして行ってしまう。もちろん家は教えていない。
・困った忠七。お嬢様をさらわれてしまった!!
・責任取って死のうとするのを、土地のヤクザさんが引き止める。どうにかしてくれることになる。
・新三の家。お嬢さんは閉じ込めてある。身代金をもらったら髪結いをやめて遊んでくらずぞ!!
・値段が高い初鰹とか買って前祝い。
・さっきのヤクザさんがやってきて10両でお嬢さんを返せと言うが、新三は断る。すごすご帰るヤクザさん。
・白子屋の関係者に頼まれて、新三の住む長屋の家主さん(管理人さんみたいの)が調停に乗り出す。
・家主さんは新三の言葉尻をとらえて「長屋を追い出すぞ」とか脅すので、新三はあきらめて30両で手を打つ。
・お嬢さんは家に返してもらえる。よかったね。
・大家さんは新三の買った鰹を半分と、30両の半分まで持って行ってしまう。えー。
・しかし、その間に大家さんの家に泥棒が入ったのだった。ざまあwwww
・数ヶ月たった。
・新三は売出し中のヤクザさんになった。
・あのとき新三に追い返されたヤクザさんは落ち目になってしまって新三を恨んでいる。
・ある晩、道端で新三に襲いかかる。
・本当はここで新三は死ぬけど、今は死ぬところまで出なくて、かっこよく斬り合ってるところでおわります。

・全部出すと、お嬢さんが婚約者を殺して忠七と心中しようとする話とかがあるんだけど、今は出ない。

詳しいのは=こちら=です。


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