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歌舞伎見物のお供

歌舞伎、文楽の諸作品の解説です。これ読んで見に行けば、どなたでも混乱なく見られる、はず、です。

3分あらすじ 三人吉三巴白浪(さんにんきちさ ともえのしらなみ)

2015年06月30日 | 3分あらすじ
見る直前に3分で読む用あらすじ作りました。

・いいとこのお嬢様が道に迷ったと言って行きずりの娘が持っていたお金を取り上げて
娘を殺す
・お嬢様はじつは男(お嬢吉三)で、百両ももうかった喜びでかっこいいセリフを言う。※リンク
・浪人風の男(お坊吉三)がその金貸してと言い出して2人はケンカになる。
・坊主頭の男(和尚吉三)が仲裁に入り、3人は同じ名前(吉三(きちさ))だとわかって仲良くなる。
・ここしか出ないことが多いです。

2(あまり出ない)
・百両取られた娘は生きていた。恋人の青年もが商売ものの百両を取られて困っている。
・父親も貧乏なので助けてやれずに困っている。
・1に出た和尚吉三(きちさ)がこの父親の息子で、こっそり百両置いていく。
・この百両が手違いでいろんな人の手にわたって、取り返そうとしたお父さんは殺される。
殺したのは浪人のお坊吉三(きちさ)。

3(たまに出る)
三人の吉三(きちさ)は悪いことをしすぎて追っ手がかかっている。
・和尚の吉三が隠れている寺にに浪人の吉三が会いに来ますが留守です。
・戻って来た和尚吉三は、役人につかまりそうになるけど、うまいこと言って突破する。
・浪人のお坊吉三が家宝の刀を探している話をする。
・寺に、最初に「1」で百両取られた娘カップルがやってくる。
・娘は和尚の吉三の妹なので、「2」でお父さんが殺されたので敵討ちがしたい助けてと言いに来た。
・和尚の吉三がふたりをつれて裏に行く。
・お父さんを殺したのが自分だと気付いた浪人の吉三はお詫びに死ぬことにする。
・じつはお嬢の吉三もここに隠れていて、自分も悪いので一緒に死ぬと言い出す。
・裏庭では、和尚吉三が妹カップルに「おまえら双子だ」と言う。説明省略。近親相姦はヤバいのでもうふたりとも死ねといい、ふたりは死ぬ。
・和尚吉三はふたりの首を身代わりに役人に渡そうと思っている。
・よく見たらお嬢の吉三の持っていた刀が、浪人の吉三が探していた探していた刀じゃありませんか!! 関係者に届けよう。これで安心。
・和尚に言われてふたりは逃げることにする。

・このあと立ち回りが付きます。

詳しいのは=こっち=です。


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