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歌舞伎見物のお供

歌舞伎、文楽の諸作品の解説です。これ読んで見に行けば、どなたでも混乱なく見られる、はず、です。

3分あらすじ「渡海屋(とかいや)」 「大物浦(だいもつのうら)」-義経千本桜-

2015年07月04日 | 3分あらすじ
見る前に3分で読む用のあらすじです。

渡海屋
・この宿では船をチャーターして荷物や人を運べる。天気が悪くて船が出せない。
・役人がやってくる。義経をかくまってるだろうと言われる。義経は逃げているとこ。
・宿の主人が戻って来て役人を追い返す。強い。
・宿の主人は客が義経だと知ってかくまっている。そろそろ天気もよくなるから準備しよう。
・義経たち登場。準備して出発。
・横の部屋にいたはずの宿の主人が急に別人みたいになって出てくる。じつは平家の武将の生き残り。
・主人の娘は安徳天皇(9さい)。妻も女官で天皇の乳母。
・殺すつもりで義経をだましていたのだ。今から部下と船に乗って義経を襲うぞ。

後半
・女官たちは浜辺の座敷で沖の戦況を見ている、知らせの兵隊とかも来る。
・全部バレてた!! 迎撃された!! 負けたー。もうだめだ。味方の船は沈んだ。
・お付きの女官たちはあきらめて海に飛び込む。乳母の女官も天皇を抱いていろいろお別れのセリフ言う。
・海に飛び込もうとしたら、義経の家来たちがやってくる。乳母と天皇は捕まる。

大物浦
・負けた平家の武将は、天皇と乳母が心配なのでまだ死なないで闘いながら戻って来た。
・義経が登場。天皇と乳母も一緒。
・天皇は自分が守るからもう戦うのはあきらめろとか義経が言うけど武将は聞かない。
・天皇がなだめる。乳母は「自分がいると天皇が信用されない」と言って自害する。
・武将あきらめる。天皇は頼んだ。ほんとは死んでいたはずの俺だし。
・そう言って後ろの大岩に登って飛び込んで死ぬ。

おわりです。

詳しいのはこちら=渡海屋==大物浦=です。


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