歌舞伎見物のお供

歌舞伎、文楽の諸作品の解説です。これ読んで見に行けば、どなたでも混乱なく見られる、はず、です。

3分あらすじ「引窓」(双蝶々曲輪日記)

2015年07月02日 | 3分あらすじ
あらすじ「引窓」(双蝶々曲輪日記)
見る前に3分で読む用のあらすじです。

・田舎町。お月見の夜。捕まえた生き物を逃がすイベントがある。
・主人公1は大阪の相撲取り。トラブルに巻き込まれて人を殺してしまった。逃げている。
・相撲取りは田舎の母親に会いに来た。母親が出むかえる。逃げてることは隠して二階でひと休みする。
・母親は再婚したので主人公2は義理の息子。
・町人だったのだが出世して同心の仕事を委託された。お侍になった!! かっけー!! ヨメも大喜び。
・おたずねものを探して大阪からお侍がくる。捜査を手伝うことになる。
・お尋ね者は相撲取り。主人公1じゃん。似顔絵まである。母親はびっくり。ヨメもびっくり。
・主人公2は隠れている相撲取りに気付く。
・母親が、その似顔絵を売ってくれという。実の息子を助けたい。
・やっぱり義理の息子の俺より実の息子が大事なのか。主人公2はちょっと傷つく。
・主人公2は似顔絵を売ってあげる。そしてさりげに逃げ道を教えながら、犯人の捜査に出かけるフリをする。
・相撲取りはお礼に自首して主人公2に捕まろうとするが、母が止める。
・母に言われて髪型とか変えて逃げることにするが、顔にある大きいホクロが目立ちすぎ。
・外から何か投げつけたやつがいる。顔のホクロがつぶれる。中身はお金。
・投げたのは主人公2。
・やっぱり自首すると言い張る相撲取りを、母が泣く泣く綱で縛る。
・主人公2が入ってきて綱を切る。逃げろという。今日は生き物を逃す日だから。お前も逃がす。と言う。
・いろいろ理屈をこじつけて逃がすのも、母のためだ。義理の母でも俺には大事な母なのだ。

・最後まで出すと相撲取りはけっきょくつかまるけど、今はそこまで出さないです。


詳しいのは=こちら=です。


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