西鉄バスにエルガ

　西鉄バスでは今夏にまとまった数の新車が福岡地区に入りましたが、新車に異変が起きました。それは
　エルガ
　が投入された事です。西工でなく、純正車体のエルガです。これまでにレインボーⅡやブルーリボンシティハイブリッドが入っていましたが、標準の大型ワンステに純正車体が入るのは今回が初めてとなります。これは西工が８月末で製造を終了することを見越したような新車投入となりました。

　写真は宇美営業所に投入された
　エルガ
　で、社番は２４１４です。車内は西鉄独特のものになっているとはいえ、中扉が４枚折戸から引きとになった事が最大のポイントです。エルガは４枚折戸の設定があるというのに引戸になったのはおそらくコストダウンだと思われます。というのは、西工から純正車体にするとコストがＵＰするようで、一部をメーカー標準に切り替える事で対応しているようです。今夏に入ったエルガは全てＰＫＧ代です。次回からはＬＫＧ代ですね。
　エルガのワンステは結構な台数が入っているようで、博多駅及び天神では西工に混じって走っているのを何回か見かけました。

　こちらは百道浜営業所に入った
　エルガミオ
　で、社番は２４２２です。いすゞの中型車は西工で投入していたのですが、エルガの投入に引き続いて純正車体に切り替わったようです。２００９年にレインボーⅡが入っていますが、今回のエルガミオとはほぼ同じです。

　こちらは
　西工
　の最終グループに当たる車両です。写真は西工の最終製造車の一番違いの６２６４なんですが、最終製造車の６２６５は撮影出来ず・・・（汗）６２６５は壱岐営業所所属やから、壱岐担当の路線を狙えば何とか・・・（写真の６２６４も壱岐所属）。写真の６２６４はマリンメッセ関係の臨時バスに入ってました。
　６２６５をもって西工の歴史は閉じたわけです・・・。

　今回の九州遠征では初めて二日市でバスの撮影をしていたのですが、二日市では
　日野ＲＪ
　がゴロゴロと走っていたのが印象でした。日野ＲＪの西工は滅多に少ないのですから、ある意味貴重です。しかも、幕のままやし・・・。

　福岡地区で走っている
　日デＪＰ
　です。ＪＰは北九州地区にまとまった数がいるのですが、福岡地区にも宇美を中心にいます。しかし、そのＪＰにはいま未だ幕式のままの車両がいるのです。福岡地区ではほとんどの車両がＬＥＤ化改造を終えているだけに本当に貴重な車両です。２０１０年秋でさえまだ残っていたとは・・・。

　こちらはたまたま見かけた博多駅行きのＬＥＤ表示です。ＬＥＤ表示のところに
　新幹線の絵
　が出ています。しかも、型式は何と０系！既に引退している０系の絵が出るとは・・・。

　こちらは
　油山急行線片江営業所行き
　が２台並んでいるシーンです。しかも、２台とも客を乗せています（いわば続行）。左の５８ＭＣは桧原所属の７０１７、右の９６ＭＣは片江所属の１３００なんですが、違う営業所所属ながら同じ片江営業所行きで続行するというのも面白いですね・・・。