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Yahoo CEOが出社勤務を勧めるわけ?

2013年04月04日 13時12分52秒 | ニュース

昨年2012年7月に、元Google副社長のマリッサ・メイヤー氏がCEOに就任しました。

そのマリッサ・メイヤー氏は最近在宅勤務社員に出社勤務か退職するかを選択せよというメールを送ったとのニュースがネット界を駆け巡りました。

この命令に対して、ネット界やメディアからの批難が上がっているとか。

これは、もともとインターネットをベースとしたビジネスであれば、どこにいても仕事やコミュニケーションに問題がないと主張しているからであり、Yahooと言えば、その老舗。

その老舗のCEOが在宅勤務にダメ出し認めに起こった騒動のようです。

これはどうしてとだれもが思うところです。

マリッサ・メイヤー氏は、Google時代にAPMという制度をつくり、FtF(Face to Face)で活動したことにより人的ネットワークを構築して来ました。

いい意味では、コミュニケーションとは、FtFでより効果的・効率的に機能すると学んだのでしょう。それがあってのこの意思決定ではないのかと思われます。

悪く言えば、リストラということになりますけれども。

というのも、Yahooは老舗ではありますが、最近はGoogle台頭の影響もあり、業績悪化、リストラ、CEOの頻繁な交代という、負のスパイラルに陥っている現状があります。

こんな思いを持ったのは、ちょっとマリッサ・メイヤー氏についての記事を呼んだからです。

同時に、ネット業界も皮肉なものだなとも思います。

ネットという道具がありながら、そして最大の売り文句の距離を縮めるネットを運営する会社でありながら、その真逆が一番効果的・効率的なのは、昔ながらのFtFだったとは皮肉なものですね。

在宅勤務社員に出社勤務か退職を迫ったというニュース
http://allthingsd.com/20130222/yahoo-ceo-mayer-now-requiring-all-remote-employees-to-not-be-remote/?mod=tweet
http://tech.slashdot.org/story/13/02/23/1634244/mayer-terminates-yahoos-remote-employee-policy

マリッサ・メイヤー氏とAPM
http://wired.jp/2012/07/26/marissas-secret-weapon-for-recruiting-new-yahoo-talent/


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