美幌高校ラグビー部応援記

花園出場をめざし、練習に励む北海道立美幌高校ラグビー部の奮闘ぶりを紹介

道新・サンケイ スポーツの記事から (大和田)

2011-02-08 23:25:39 | Weblog


帝京大、タマリバに爆勝74点/日本選手権

サンケイスポーツ 2月7日(月)7時52分配信
帝京大、タマリバに爆勝74点/日本選手権
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帝京大の大和田(中央)は、ヘッドギアを取られながらも突進。大勝に貢献した(撮影・大里直也)(写真:サンケイスポーツ)
 (第48回日本選手権1回戦、帝京大74-3タマリバ、秩父宮)大学王者の帝京大がクラブ王者・タマリバを74-3と圧倒し、2回戦進出を決めた。無名の北海道・美幌高出身のルーキーFL大和田立(たつる)が2トライの起点になる活躍。大学準優勝の早大は、来季トップリーグ(TL)に昇格するNTTドコモに43-66で敗れた。神戸製鋼(TLリーグ戦5位)は7大会ぶりに白星を挙げ、東芝(同1位)も勝ち上がった。13日の2回戦は東芝-帝京大、神戸製鋼-NTTドコモと決まった。

【写真で見る】ディフェンスを引きずり突進する帝京・森田

 常勝軍団・帝京大の“原石”が、聖地・秩父宮デビューでキラリと輝いた。19番を背負い後半開始から登場した大和田が、6分、25分のトライの起点となる力強い突進を披露。帝京大自身が昨年の1回戦・六甲ファイティングブル戦で記録した大学チームの大会最多得点差勝利(69点)の2点更新に貢献し、存在感をアピールした。

 「初めての秩父宮でした。花園も出たことないので、もうドキドキでしたが、楽しかった」

 出場6分で、敵ボールを奪った自陣スクラムからの縦突進をみせると、24分には中央スクラムから敵陣22メートルラインを突破する快走で“2アシスト”。1月に誕生日を迎えたばかりの無名の19歳が、聖地で輝いた。

 1年前は、雪に覆われた北海道・網走郡の美幌高で楕円球を追っていた。花園予選は道大会1回戦で敗退。しかし、FW第1列のようなどっしりとした下半身が岩出雅之監督(52)の目を引きつけた。「体の強さは天性のもの。磨けば必ず光る」。

 この日のメンバー22人中、高1でラグビーを始めたのは4人。そのうち全国クラスの強豪校以外の出身は大和田だけだ。これまでは、関東学院大との大学選手権1回戦で残り9分間の出場しかなかったが、大舞台で指揮官の期待に応えた。

 タマリバ戦と平行して大阪・花園で行われていた同じ日本選手権1回戦では、美幌町で毎夏合宿を行うNECが東芝に逆転負け。大和田は「本当はNECと対戦したかった。でも、敵を討ちたい。メンバー入りを目指します」と連続出場に挑む。いまだ公式戦出場記録は、わずか49分。未完の大器が日本一を争う“荒波”にもまれて、大学王者の秘密兵器へと進化を続ける。

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