新人戦、近し

何が足りないのか。

新人戦が近づいています。
９月２８日の日曜日は、旭運動公園でＯＢの胸を借りて練習しました。
ゲーム形式の練習で、ラインアウトやスクラム、ゴールライン際でのディフェンスなどを繰り返していました。



■接点
相手キックオフからの練習では、なかなか敵陣でボールを動かすことができませんでした。
ゲーム中、佐々木監督は何度も「敵陣に行くにはどうする？」と、メンバーに問いかけていました。
当然ですが、美高は接点で勝るチームだとおもしろいように敵陣に攻め込み、
支配したボールをトライに結びつけられる。
しかし、先日の旭工との練習試合のように、相手に接点の強い選手がいると、
美高らしいリズムを作れず、敵陣でゲームを展開するのは難しくなってしまう。
ＯＢチームのＦＷ陣は重く、接点がすごく強かった。
「なぜ、敵陣にいけないのか」「何が足りないのか」。ＯＢとのゲームでわかったはずです。

■ＯＢ以外も
この日、美高のために練習に協力してくれたＯＢのみなさん、お疲れ様でした。
引退したばかりの３年生の姿もありました。いいプレーしてましたね。
美高ＯＢではないけれど、わざわざ網走から足を運んでくれた経験者もいました。
彼は高校時代、ＦＷを務めていました。美高の練習では、ＬＯをやってました。
練習後、今の美高ＦＷ陣について理論的に解説しくれました（批判的な解説ではありません）。
美高ＯＢではないものの、「同じオホーツク」ということで美高を応援してくれている、彼の懐の深さに感動しました。
練習が終わり、帰ろうとしていたところに、美高ＦＷ陣の一人が、ＯＢの山中さんと彼に再度、アドバイスを求めていました。
彼は懇切丁寧に、スクラムを組んだときの頭の位置、首の使い方などを指導していました。
美高の強い味方がまた一人増えたような気がして、なんだか嬉しくなりました。

～名言集～
「チーム、自分を強くするには、ラグビーバカになるべし。ただし、バカラグビーはダメ」
[地元指導者／ＫＯＵさん]