南区の会が須崎ふ頭をウオッチング

　南区の会は９日、メーン会場に予定されている須崎ふ頭など天神北地区の現地調査をしました。メーンスタジアム予定地の競艇場、選手村予定地の須崎ふ頭の倉庫群、競艇場移転予定地の荷役関係専用の船だまりなどを見てまわりました。

　参加者は、選手村に予定されている地域に多くの大企業の倉庫や事務所が存在しているのに驚き、「移転を拒否する企業が出た場合に市はどうするつもりなのか」などの疑問があがりました。

　南区長住の松山睦子さんは「広大な須崎ふ頭には大型倉庫がビッシリ。これを人工島に移して半分を選手村にし、数年前に大改修したばかりの競艇場を埋め立てて大スタジアムをつくるなど、どれだけの工事と海の破壊とお金が必要なことか。山崎広太郎市長に借金をおしつけられては市民は”火の車”です」と話しました。