福岡オリンピック招致に反対する会

福岡市のオリンピック招致に反対する市民団体

招致推進派不採択にできずー市民の力が議会動かす

2006年08月11日 | Weblog
 一度に13万6576筆もの署名が審査されたことは、福岡市議会史上、例がありません。
 傍聴には100人の市民がおしよせ、16席しか傍聴席がないために、交代で議場に入り、その様子を別室で待機している市民に報告していく緊迫したものに。
 会からは石村善治・代表委員が意見陳述。市は莫大な借金をかかえ、市民も多数反対し招致する条件がないことを主張し、請願採択を求めました。

これまでの招致賛成派がつぎつぎ招致反対を主張
 自民党・公明党・みらい福岡など招致推進派議員が圧倒的多数をしめる議会の中で、推進派が「不採択」にできず、それどころか、これまで招致決議に賛成していた会派(民主・市民クラブ、社民・市政クラブ)までが次々と「請願採択」に態度を変えたのは、まさに、市民の署名の力と、100人もの傍聴に押し寄せた市民の力でした。

参加者の感想
●継続審議という結果になりうれし。市民運動が市政を動かしていることを実感できた
●継続審議というのは市当局への痛烈な結果だと思いました
●採択を主張する日本共産党の星野・中山議員の質問に感動しています
●この行動を通じて市政の民主化、開かれた市政にするための行動も必要なことを痛感。共産党議員のがんばりは見えるが他会派はまったく傍観。この様子をぜひ伝えていきたい

関連ページ→KBC『委員会で審査』『「継続審査」に』 FBS しんぶん赤旗 西日本新聞

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1 コメント

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声明をJOCに (天牛庵)
2006-08-13 12:02:18
当ブログにアップされた「福岡オリンピック招致に反対する会」の声明をJOC委員に送付することが今の局面で大事なように思います。

昨年の招致決議に賛成した与党会派、あるいはそれに同調した会派にとって、請願を「不採択」にできなかったことはいわば自己否定につながるものです。

この事実を、日本オリンピック委員会に届けたらどうでしょう。

まあ、山崎市長の自らの地位はほとんど危うい状況になったということです。市民の力強い自治意識を感じます。
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