福岡オリンピック招致に反対する会

福岡市のオリンピック招致に反対する市民団体

2月27日招致ノー!レター no.002

2006年02月27日 | 市民の声
 市民の方から電話をいただきました。「新聞に入ったビラをみました。オリンピック招致にかぎらず、そのほかにも人工島やゴミ袋代など、市政に怒りを感じる。ビラでいわれていることにまったく賛成。病弱で、そとにはでかけることはできないが、自宅でお手伝いできることがないでしょうか」

 何かをしたいと思っておられる市民も少なくないのでは

2月20日招致ノー!レター no.001

2006年02月20日 | 市民の声
 つい先ほど、早良区の進藤さんという方から電話をいただきました。開口一番、「(この署名と)私の考えはまったく同じ」とこの女性はいわれました。そして、「どんなことをやればよいのでしょうか?署名用紙は1枚だけいただいた」と。署名を送ることにしました。

 「どこかの企業が儲かることが先にあるのでしょうね。札幌の市長さんと比べても、山崎さんはおかしい」と自らの憤りをたんたんと語ってくれました。市の将来のために、子どもたちのため、何とかしたいとほんとに伝わってくる電話でした。

アピール

2006年02月10日 | 会の概要
福岡オリンピック招致中止を求め、
大きく反対署名運動を広げましょう
 広範な市民のみなさんのご参加をよびかけます

 2016年のオリンピック招致を山崎市長が突然打ち出し、準備に乗り出しています。
 オリンピックを開催するには競技会場として少なくとも約30施設(屋内、屋外プールなど含め)の他、メイン競技場、選手村、運営施設、プレスセンターなどが必要になります。さらに、選手や大会薬院の移動手段としてのアクセス道路や鉄道なども必要になり、ばく大な財政負担が見込まれます。

 招致活動費について、山崎市長は「一銭もいらない」と述べていましたが、すでに今年度4900万円が使われ、来年度予算には一億数千万円が計上されます。夏季オリンピックに立候補したが招致できなかった大阪市では、ムダになった招致費用48億円に市民の怒りが広がっています。

 さらに、「都心の再生は、五輪ができなくても進めていきたい」(山崎市長)、「都市計画には積年の夢がある。オリンピックという力を借りてやる」(市主催シンポジウム)など、オリンピックが招致できようとできまいと開発を進めていくという「都心開発はじめにありき」の姿も見えてきました。招致活動費や施設整備費、その上、都心再開発となれば、いくらの税金がつぎ込まれるかわかりません。それは大阪の例を見ても明らかではないでしょうか。

 現在、2兆7000億円の借金をかかえている福岡市が、オリンピック招致のための財政負担に耐えられるはずがありません。冬季オリンピックを開催した長野市では、施設整備費と道路建設費などでふくれあがった借金の返済のために、市民負担が増やされようとしています。福岡市のホームページには、市民から「なぜ福岡でオリンピックかわからない」「ムダづかいはやめろ」「子どもたちの将来に大きなツケを残す」「市民の意思確認がされていない。住民投票をすべき」など反対や懸念の声が次々と寄せられています。しかし、市長はまたも市民の意見も聞かずに勝手に進めています。

 山崎市長が今やるべきことは、地震対策、福祉・教育の充実など、市民の安全と暮らしを守ることであり、孫子の代まで借金を残し、市民生活をめちゃくちゃにするオリンピックは招致すべきではありません。

 今日、私たちは福岡オリンピックの招致反対をかかげ、署名運動を大きく広げていくことを確認しました。広範な市民のみなさんのご参加をよびかけます。福岡オリンピック招致を中止させましょう。

2006年2月10日
「福岡オリンピック招致は必要か?」シンポジウム



申し合わせ事項

2006年02月10日 | 会の概要
申し合わせ事項

1.(目的)本会は、福岡市が予定している「福岡オリンピック招致」を撤回させるために、必要な運動をおこなうことを目的とします。

2.(構成)本会は、思想・信条・政治的立場のちがいをこえて、福岡市の将来のあり方は住民自身が決めるという地方自治の立場から、前項の目的に賛同するすべての個人・団体をもって構成します。

3.(運営)本会は、その運営のために総会、代表者会議および事務局をもうけます。代表者会議は、本会代表委員、各区「会」、各団体の代表により構成します。

4.(財政)本会の財政は、寄付金・資料販売などによってまかないます。

2月10日「福岡オリンピック招致は必要か?」シンポジウムに150人

2006年02月10日 | イベント
 福岡市のオリンピック招致問題について考えるシンポジウム「福岡オリンピック招致は必要か?」が開かれ、大阪オリンピックいらない連の小西和人さんが報告しました。会場は約150人の市民であふれました。

 シンポジウムでは、招致反対の会をつくり、署名運動や宣伝に取り組んでいくことを確認。アピール「福岡オリンピック招致中止を求め、大きく反対署名運動を広げましょう」を発表し、市民への参加をよびかけました。シンポジストの発言を紹介します。

小西さん 大阪市の場合、赤字のウォーターフロント計画を助けるために、オリンピックに目をつけた。オリンピックのためと言って、まったく使わない地下鉄や橋などの建設で1193億円の無駄遣いをした。福岡市も経済状態が必ずしもよくないところで、オリンピック招致などということを抱えたら、今の赤字が増えるだけ」と述べました。

安東教授 オリンピック招致と言って、山崎市長は、また博多の由緒ある街並みや環境を壊す開発を行い、税金をムダづかいしようとしている

中山いくみ議員 私たちの試算によれば市の負担は2500億円。オリンピック招致は財界と一緒になって、天神周辺の都心再開発を進めていく口実にすぎない。ただでさえ市民負担が増えている中で、とんでもないこと

諸岡敬一郎さん(今川1丁目2区町内会長)よかトピアやユニバーシアードなどに町内会が動員された経験について話しました。

 討論では会場から「オリンピック招致より、子どもや教育、福祉に予算を使ってほしい」「反対運動の具体的な提案をしてほしい」などの意見が次々出されました。

よびかけ人名簿

2006年02月01日 | 会の概要
よびかけ人

安東毅(九州大学名誉教授)
石村善治(福岡大学名誉教授)
嶽村久美子(人工島・住民投票条例を求める会請求代表者)
二宮町子(新日本婦人の会福岡県本部)
林健一郎(弁護士)
林竜二郎(日本民主青年同盟福岡県委員会)
久芳政弘(福岡県民主商工団体連合会)
平井和広(福岡地区労働組合総連合)
松島義和(福岡県建設労働組合福岡市委員会)
宮本秀国(日本共産党福岡市議団)