福岡オリンピック招致に反対する会

福岡市のオリンピック招致に反対する市民団体

3月27日香椎自労前宣伝

2006年03月27日 | 宣伝
 東区の会が香椎自労前で1時間の街頭宣伝を行いました。1時間で237筆の反対署名が集まりました。

署名に協力していただいた方の声
「あ~よかった、これで反対の意思表示ができる」
「オリンピック絶対反対!!無茶苦茶な事になる」
「反対なんでしょう、だったら署名します」

 署名に協力した方の中には署名用紙を2枚3枚持って帰って集めるという方も複数名いました。行動に参加した方は「こんなにも市民が怒っているとは」とみんなびっくり!!

要請書

2006年03月24日 | 会の概要
福岡市長
山崎広太郎殿

                                  福岡オリンピック招致に反対する会 

 本市が2016年オリンピック開催に名乗りをあげて以来、市民の間に大きな波紋をよびおこしています。貴職の「招致宣言」はまさに寝耳に水の出来事でした。しかし、その後も市民の声を聞くことなく、準備がすすめられています。多くの市民がこのまま招致されることに強い危惧をいだいていることは、市に寄せられているメールや声でも明確です。私たち「福岡オリンピック招致に反対する会」は、オリンピック招致の意向をただちに撤回されるよう強く求めます。
 
 本市が深刻な財政状況にあることはいまや誰の目にも明らかとなっており、総務省がこのほど明らかにした、都道府県・政令市のなかで全国最高の実質公債費比率との報道にもそれは表れています。まさに本市は借金日本一なのです。招致することになれば、仮に費用を抑えたとしても莫大な金額を要することは明白であり、このようななかでのオリンピック招致は絶対に看過できません。貴職はまた、招致費用は要らない旨の発言をされましたが、すでに多額の費用が使われ、今後も計上されています。ただちに発言を撤回すべきです。

 さらに、貴職は、招致の成否にかかわらず「新・都心構想」の実現をめざすとのべられています。これは、まさにオリンピックを口実に大型開発をすすめることを市民の前に宣言したことにほかなりません。

 オリンピックの開催は「子どもたちに夢と希望をもたらす」のではなく、子どもたちにもたらされるものは、「膨大な借金と絶望」だけではありませんか。
 
 議会で招致決議をあげた札幌市では、市民の意見を確認した上で、招致しないことを上田市長は決定されました。ここにこそ、わたしたちは、住民の意思を尊重した市政を貫こうとする首長のリーダーシップをみることがでいるのではないでしょうか。

 貴職におかれては、あらためて市民の意見を尊重し、将来に禍根を残すことになるオリンピック招致の意思を撤回されるよう、強く要請いたします。


3月24日招致撤回を市長に申し入れ

2006年03月24日 | イベント
 24日、「福岡オリンピック招致に反対する会」と同「南区の会」は山崎広太郎福岡市長に、オリンピック招致の撤回を要請しました。

 要請には、40名の市民が参加。それぞれの会が要請文を手渡しました。

 嶽村久美子代表は、「自治会の会議では、オリンピックをするお金があるなら、2年待っても下りてこない血圧計を早くおろしてほしいという声があがっています」と市民の声を紹介。安東毅代表は「街頭に立つと驚くほど署名が集まります。戻ってきてわざわざ、署名をする人も。ぜひ、オリンピックの招致を撤回してください」と要請しました。

 要請の前に行った庁舎前宣伝では、30分ほどで用意した500枚のチラシがなくなり、出勤途中の市民から「私も集めたいから、用紙を何枚かください」と声をかけられ、5枚あずけました。

3月17日招致ノーレター no.004

2006年03月17日 | 市民の声
 「ひかり共同作業所」から署名が届きました。また、つぎのような一文がそえられた署名も届いています。「オリンピック招致に絶対反対です。そんな予算があればもっと福祉にまわすべきではないでしょうか?山崎市長は何を考えているか、わかりません」市民のみなさんの率直な声ですね、これは

 電話もいただきました。「署名は(5名)うめました。余白に書いてよいでしょうか」といわせました。この方は先日、星野市議(日本共産党)の話を聞かれたそうです。そこでグループのみんなともっと署名を集めようということに。署名用紙100枚を送ることになりました

3月11日大橋駅宣伝

2006年03月11日 | 宣伝
 南区の会が西鉄大橋駅でオリンピック招致に反対する署名に取り組みました。13人が参加しました。署名を集め始めたらすぐ、何人かが署名をされました。

 「賛成の署名なの、反対なの」と聞かれ、反対の署名ですと応えると「じゃ、署名するわ」「福岡市は借金だらけなのになぜオリンピックをするの」「市長は名前を残すためにやっているんじゃないか」「絶対反対、他にすることがあるんじゃないの」など、多くの人から怒りの声が聞かれました。

3月4日天神・街頭署名

2006年03月04日 | 宣伝
 「招致に反対する会」は天神で、初めての街頭署名を行い、1時間で、200筆を超える署名を集めました。

 市内各地から20人が参加。次々とマイクを握り、「よばんでよかばい、福岡オリンピック。招致反対署名にご協力を」と道行く人に呼びかけました。

 ビラを受け取り、目を通した女性は「むちゃくちゃです。市民に、何も相談してないのに」と言いながら署名。太宰府市や遠くは宮崎県の方も署名しました。市民の反応について「自ら進んで署名をする人が多い」「署名をしようと順番を待つ人で列ができた」とこれまでにない関心の高さを指摘する参加者が多く、「会」では引き続き目標に向けてがんばっていこうと決意を固めあいました。

3月3日招致ノー!レター no.003

2006年03月03日 | 市民の声
 アビスパを応援しているという青年から電話がありました。彼は「昨日の集会の『朝日』の記事をみて電話しました」と。『朝日』に連絡先を教えてもらったそうです。その彼がいうには、「新都心構想とかかわってメーンスタジアムがのちにはアビスパの球技場になるということがうわさされている。あさってからJリーグがはじまるが、サポーターの間にオリンピック賛成の世論をつくるための動きがでてくる。心配している」そこで、「何かしたい。いまどんな運動をしているのですか」と尋ねてきました。

 すかさず、明日、宣伝しますよというと、彼曰く「できるだけいきます」。社民党は一緒にやっていないのかとも尋ねられました。

 「福岡ドームの屋根はなぜ開かないのか。風が強いからだ。海岸線に競技施設をつくった場合、公式記録として残らない可能性もある」とうんちくを語ってくれました。いろんなところに波紋をよんでいる「福岡オリンピック招致に反対する会」の運動です。

3月2日結成総会

2006年03月02日 | イベント
 「福岡オリンピック招致に反対する会」がふくふくプラザで、結成総会を開きました。150人の市民が参加しました。

 総会では、日本共産党の宮本秀国市議団長が「福岡オリンピック招致の問題点」についてスライドで説明。山崎広太郎市長や財界は、オリンピックの理念をゆがめ、メーンスタジアム建設予定地の天神北地区の再開発など、人工島事業の次のもうけの口実にオリンピックを使い、「新・都心構想」という新たな大型開発をすすめることがねらいだと説明しました。

会場からの発言
新婦人早良支部 毎年夏休みに区内の小中学校のウォッチングに取り組んできた。昨年は地震のあと、校舎の継ぎ目にブルーシートがかけられたままのところもある。オリンピック招致よりも先に予算をつけてほしい

博多区の女性 4月から障害者にも応益負担が導入される。仲間の間では障害者からお金を取るくらいなら、オリンピック招致なんてやめて、そのお金をまわしてほしいという声があがっている

 福岡市の将来のあり方は住民自身が決めるという地方自治の立場から、オリンピックを悪用した大型開発に反対し、暮らし、医療・福祉、教育の充実を願う運動としてすすめていくこと、5月中旬の臨時議会までに10万人の招致反対署名に取り組むことなどを決めました。