福岡オリンピック招致に反対する会

福岡市のオリンピック招致に反対する市民団体

シンポジウムやります

2006年06月16日 | イベント

 スポーツジャーナリストの谷口源太郎さんを招いて、シンポジウムを開きます。ぜひ、ご参加ください。

ストップさせよう!福岡オリンピック
~借金日本一の福岡市。大型開発はもうごめん~

とき 6月24日(土)18:30~
ところ 都久志会館 401号

●谷口源太郎(たにぐちげんたろう)氏●
 スポーツジャーナリスト。講談社、文芸春秋の雑誌記者などを経て、現在フリーのジャーナリストとして数々の雑誌で活躍。スポーツを社会的な視点からとらえた切れ味のいい文章には定評がある。中でも、98年の長野冬季オリンピックの招致問題では、コース開発による自然破壊とJOC会長堤義明氏が経営するスキー場との関わりで論陣をはり、堤義明JOC会長辞任劇の真相を暴いたことで知られる。

5月25日11万4071筆の署名を提出

2006年05月26日 | イベント
 「オリンピック招致をやめること」を求める請願署名第一次集約分11万4,071筆の署名を福岡市議会に提出しました。110人の市民が参加しました。
 以下は、署名提出の際に石村代表委員が読み上げたものです。

山崎市長はただちに福岡オリンピック招致立候補を撤回すべき
 オリンピック招致を突然宣言して以来、山崎市長は市民の意見を聞くことなく準備をすすめています。最近はじめたアンケートも招致の是非を問うものではありません。
 市民の多くは、招致に反対です。そのことは、私たち「福岡オリンピック招致に反対する会」が市民のみなさんによびかけ集約した署名数に端的に表れています。2カ月にも満たない期間の中で11万もの署名がよせられたことを、山崎市長はどう受け止めるのでしょうか。ただちに招致立候補を撤回すべきです。

 先の市議会では、招致計画の概要をめぐり追及を受け、市当局のずさんな計画が明らかになりました。
 オリンピックを開催するには競技会場として少なくとも約30施設(屋内、屋外、プールなど含め)の他、メイン競技場、選手村、運営施設、プレスセンターなどが必要になります。さらに、選手や大会役員の移動手段としてのアクセス道路や鉄道なども必要になり、ばく大な財政負担が見込まれます。
 招致活動費について、山崎市長は「一銭もいらない」と述べていましたが、すでに2005年度4900万円が使われ、今年度予算で11億円が使われました。さらに、「都心の再生は、五輪ができなくても進めていきたい」(山崎市長)、「都市計画には積年の夢がある。オリンピックという力を借りてやる」(市主催シンポジウム)など、オリンピックが招致できようとできまいと開発を進めていくという「都心開発はじめにありき」の姿も見えてきました。招致活動費や施設整備費、その上、都心再開発となれば、いくらの税金がつぎ込まれるかわかりません。だからこそ、市のホームページに、「なぜ福岡でオリンピックかわからない」「ムダづかいはやめろ」「子どもたちの将来に大きなツケを残す」「市民の意思確認がされていない。住民投票をすべき」など反対や懸念の声が次々と寄せられたのです。

 署名のよびかけに対する市民の期待と関心はかつてないものがありました。「署名を集めたい」「市長は何を考えているのか」「他に市民のためにやらないといけないことはたくさんある」と、どこの署名宣伝でも、市民の強い怒りが寄せられました。署名をまつ長い列は、まさに自分の手で福岡市政を何とかしたいという市民の思いの表れだといえます。
 今回の署名は、2兆7,000億円もの借金をかかえ破たん状態にある福岡市の財政状況のなかで開発行政が福岡市民の暮らしや福祉を大きく脅かしている一方で、市民の意見をきかずに、開発を優先し、オリンピック招致に立候補するという山崎市長の姿勢にたいする、市民の明確な反対の意志を表明する絶好の機会となりました。
 山崎市長が今やるべきことは、地震対策、福祉・教育の充実など、市民の安全と暮らしを守ることであり、孫子の代まで借金を残し、市民生活をめちゃくちゃにするオリンピックの招致の意思をただちに撤回することです。
 よって、私たち「福岡オリンピック招致に反対する会」は福岡オリンピック招致をやめることを求め、11万4,071人の署名をもって、福岡市議会に請願いたします。署名に集約された市民の思いに福岡市議会がこたえ、請願を採択し、山崎市長が福岡オリンピック招致立候補を撤回されるよう強く求めます。

2006年5月25日
                              福岡オリンピック招致に反対する会

5月23日記者会見

2006年05月23日 | イベント
 「福岡オリンピック招致に反対する会」は、5月の臨時議会にむけて10万筆を目標に反対署名に取り組んできました。第一次集約をむかえての会の見解を記者会見で発表しましたので、紹介します。

福岡オリンピック招致に反対する請願署名の提出にあたって
 「福岡オリンピック招致に反対する会」が取り組んだ署名は第一次収集日の5月21日、目標とする10万筆を超過しました。署名集約数は106,843筆となりました。

 本会のよびかけにこたえて奮闘された各区の会のみなさん、署名を広げていただいたみなさん、さらに署名にこたえていただいた市民のみなさん、署名活動に対し温かい励ましの言葉を寄せていただいたみなさんに深く感謝いたします。3月2日の本会の結成後、わずかの期間であったにもかかわらず、目標の10万筆を大きく上回りました。

 本会が提起した署名運動は、破たん状態にある福岡市の財政状況のなかで人工島事業が福岡市民の暮らしや福祉を大きく脅かしている一方で、市民の意見をきかずに、開発を優先しオリンピック招致に立候補するという山崎市長の姿勢にたいする、市民の明確な反対の意思を表明する絶好の機会となりました。「署名を集めたい」「市長は何を考えているのか」「他に市民のためにやらないといけないことはたくさんある」と、どこの署名宣伝でも、市民の強い怒りが寄せられました。署名をまつ長い列は、まさに自分の手で福岡市政を何とかしたいという市民の思いの表れだといえます。

 私たちの宣伝にこたえて、どこでも過去最高の署名があつまり、その場で署名をもちかえり広げていただいた方も少なくありませんでした。

 山崎市長はこの市民の声を真摯に受け止め、ただちに招致立候補を撤回すべきです。

 「福岡オリンピック招致に反対する会」は、市民のみなさんが今後ともこの取り組みにも参加されるよう心からよびかけるとともに、市民の願い実現のために全力をあげることをあらためて表明いたします。

2006年5月23日
                                 福岡オリンピック招致に反対する会

関連ページ→朝日新聞 FBS 5月23日19:00のニュース

署名提出に押しかけよう!

2006年05月20日 | イベント
 25日と26日の2日間で開かれる5月臨時議会に、集まった署名を議会に提出します。せっかくだから、市民のみなさん、一緒に提出しませんか?

5月25日(木)13:30集合 @市役所7階会議室

 お誘いあわせのうえ、おこしください。多数のご参加をお待ちしています。

現在の署名数 90000筆突破!(19日現在)

 すごいテンポです。このテンポなら、10万筆は確実かな?毎週のように降っていた雨もあがって、明日も晴れるみたい。署名日和です。集めて集めて集めまくろう~~

5月13日約70人が参加!アピール・ウォーク

2006年05月13日 | イベント
 雨天決行を決めたアピール・ウォークには、市内各地から約70人が参加しました。プラカードはもちろん、いろいろな宣伝グッズを各自持参。楽しいアピール・ウォークになりました。

 終了後はちょうど雨もあがり、70人が天神各地に散って街頭署名を行いました。

 こちらもどうぞ。関連ページ→日本共産党福岡市議団・特集オリンピック招致

雨天決行!!

2006年05月13日 | イベント
 朝からあいにくの雨ですが、今日は予定どおり、反対する市民のアピール・ウォークをやります。

 天神中央公園 14時集合

 みんな、集まれぇ~~!

デコレーション展で中央区の会が特別賞受賞

2006年05月02日 | イベント
 5月1日第77回福岡県中央統一メーデーが冷泉公園で開かれました。各団体・労組が思いをこめたデコレーションを作成。集会の中で披露されました。

 中央区の会は「福岡オリンピック招致反対!」の思いを込め、5月にちなんで、要求をかかげたこいのぼりをつくり、運動を広げるためにデコレーション展に参加。見事に特別賞を受賞しました。

デモ行進やります!

2006年04月30日 | イベント
 要望の声があちこちからよせられていたデモ行進をやります!みなさん、ぜひ参加してください。
  
 5月13日 14時 天神中央公園

 反対の人なら、誰でもOK!
 プラカード、横断幕などを持って集まれ!!

4月24日市長申し入れ 正式立候補に抗議

2006年04月26日 | イベント
 立候補意思表明書を提出する24日、市長申し入れを行いました。市民25人が参加。市民の怒りが爆発しました。

 安東毅代表が要請書を読み上げて手渡し、街頭での署名の様子や市民の怒りの声を紹介。続いて、参加した市民が次々と発言しました。

 福建労の松島代表は「孫子の代まで借金を残すようなことをしているのに、黙ってなんていられない」と怒りをあらわにし、今宿の会(西区)の溝上さんは西区の街頭宣伝でどれだけの署名が集まっているか、数を紹介。「ウソじゃありません。宣伝の計画もお知らせしますから、自分の目で見て確かめてください。街で市民の声を聞いて下さい」と力を込めて訴えました。

 関連記事→しんぶん赤旗

                            要請書

福岡市長
山崎広太郎殿
                                  福岡オリンピック招致に反対する会 
 
 福岡市は市負担額を990億円(招致経費を含む)とする2016年オリンピックの開催計画概要を発表しました。
 
 概要は、北天神・須崎地区を中心にした競技施設や運営施設、選手村および新たな道路の整備をうたい、費用総額5370億円にのぼるものです。概要はまた、「オリンピックが招致できなくても再開発は進める」と山崎市長がのべているとおり、オリンピック開催はあくまでも口実であって、須崎埠頭の再開発を推進することにこそねらいがあることを、あらためて明らかにしました。

 福岡オリンピック招致に反対する会(以下、「会」)は、市長が開催都市立候補を断念するよう強く求めるものです。

 発表された計画概要は、試算根拠に乏しく、どの実現性は皆無に近いものといわざるをえません。競技施設建設費は、長野オリンピック時の閣議決定、国庫負担率50%をもちいて試算しているものの、長野では、実際の国庫補助は34.7%にとどまっています。また、これらの施設が市の見積もる仮設でなく新設になった場合、市の負担は大幅に増加します。加えて、インフラ整備に関する国庫補助も試算どおりになる保障はないなど、まったくずさんな計画です。

 「会」はこれまで、“借金日本一”ともいわれる市の財政状況をオリンピック招致がいっそう深刻にすることを指摘し、これに反対してきましたが、須崎埠頭の再開発を中核とする計画概要は、まさにこの懸念を裏づけるものとなりました。

 須崎地区の再開発は、独立採算を想定していながら、その財源をどうしていくのか見通しは明らかでなく、市民へ犠牲が押し付けられることは想像にかたくありません。その上に、事業を民間企業に丸投げする危険性および地権者からの強権的な土地収用など、少なくない問題点が指摘される手法を今回、市は予定にして再開発に乗り出そうとしているのです。

 先の市議会第一委員協議会において、市は、市負担額990億円の根拠を示すことができませんでした。このように何の根拠もない、およそ架空ともいえる計画を公表し、厚顔にも「すばらしい案」などと自画自賛する市長の無責任な態度に強く抗議します。

 「試算はでたらめ」「やるのなら市長は自分の金で」など市民は憤っています。市長はただちに開催立候補意思表明書の提出をやめるべきです。

 「会」は、大型開発を前提にした、市民にいっそうの負担をおしつけ、文化・スポーツをふくめ市民生活ないがしろにするオリンピック招致をただちに断念するよう重ねて強く求め要請するものです。