福岡オリンピック招致に反対する会

福岡市のオリンピック招致に反対する市民団体

7月20日 JOCに行って来ました

2006年07月22日 | Weblog
          中森オリンピック招致推進室長に申し入れする反対する会のメンバー
 
 安東毅、石村善治の両代表委員と南区の会、城南区の会の代表、事務局の6人で「福岡を開催都市に選ばないで」とJOCに直接要請に行ってきました。石村代表委員が、要請書を手渡しました。

 石村善治代表は「私は須崎に本籍があります。小さいころは、あの辺を走りまわって遊びました。そんな私たちに何の相談もない。近所の人、みんな言ってますよ」、安東毅代表委員は「さんざん、環境破壊を繰り返してきた。憲章には環境問題についても書いてありますね。オリンピックのためにまた、須崎ふ頭を埋め立てると言っています。これ以上の環境破壊をしたくないんです」と訴えました。

 城南区から参加した米村さんは「オリンピック憲章には身近なところでスポーツができることの必要性についても述べられていますが、子どもたちが身近なところで野球やサッカーができるところがありません。選んだ一部の人にお金をだして選手をつくるのではなく、老いも若きもスポーツができる環境をつくって、身近なところからオリンピックに出るような選手が生まれることが本来の姿ではないでしょうか」と述べました。

 南区から参加した松山さんは「私は山崎市長の家のほんのそばに住んでいるが、その地元でも今回のオリンピックだけは反対だという人がたくさんいます。私が署名用紙を持っていると、知り合いのところを連れて回ってくれるほど」と市民の反対の様子を紹介しました。

 応対したJOCの中森康弘オリンピック招致推進室長は「東京には都市力、福岡には人の温かみが感じられる。ユニバを経験した競技団体はそこを評価している」と述べました。

 事務局次長の田中さんは、写真を持参。「本当に列をなしているんです。この写真をみてください。この写真は請願を提出したときのものです。100人をこえる市民が集まりました。11万の署名は積み上げるとこんな量なんです」と。事務局長の古賀さんは「どんなに温かさがあっても、反対が多ければその力は発揮されません。つらい思いをするのは選手です。良識ある決定をしてください」と述べました。

 中森室長は「毎日ハガキが届いています。私も一枚一枚全部目を通していますが、その多くはお金の問題に対する不安と市長のやり方について書かれています。市民の反対の声が大きいことは配慮しなくてはいけない問題です」と語っていました。

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1 コメント

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Unknown (これお・ぷてら)
2006-07-22 17:33:41
24日、25日は評価委員会の現地調査がおこなわれます。



評価委員会にたいする「反対する会」のアピール行動は、代表のみなさんのJOCへの直接の要請とかみあったものになるでしょう。各行政区、団体から参加してもらえたらいいですね。

成功させましょう。



「反対する会」の要請はがきも確実にJOCに届いているようです。
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