元 黒龍江大学日本語教師   

元黒龍江大学日本語教師としての思い出などを写真を交え、日記風に綴っていくもの。(No.812からは、故郷新潟から発信中)

No.902  「新潟県知事選挙」のお話。

2012年10月22日 | 日記

「新潟県知事選挙」のお話。     「新潟県知事選挙」の投票日の前日、新潟市の繁華街「古町十字路」へ行ってみた。そこでは、同時に2組の知事候補者の選挙演説が行われていた。≪柾谷小路≫という新潟市では有名な道路を挟んで、現職の泉田裕彦氏と≪スマイル党≫のマック赤坂氏がマイクを握って演説をしていた。

現職の泉田裕彦氏は、「県立病院の黒字化」、「佐渡汽船の赤字の解消」という知事としての成果を報告。引き続いて「東京電力福島原子力発電所の事故」の問題を取り上げ、事故の検証なくして“柏崎刈羽原子力発電所”の再稼働議論はしないし、同意もしないと訴えていた。新潟市長や民主党、自民党の国会議員が応援に駆け付け、聴衆に向かって泉田氏への投票を訴えた。

一方、≪スマイル党≫と書かれた白い高級車のスピーカーから、歌手、坂本九の代表曲「上を向いて歩こう」をバックグランド・ミュージックとして流し、ピンク色の目立つ上着を着て、市民に両手を振って支持を訴えていたマック赤坂氏。途中から泉田氏の演説にジッと聞き入っていた。

(追伸)   新潟県知事選挙結果は、次のとおり。泉田氏が3選を果した。投票率は43・95%で、前回選挙の46・49%をさらに下回り、過去最低記録を更新した。

                      ▽泉田    裕彦    (無所属・現)        当選、75万9718票
                      ▽樋渡士 自夫    (共産・新)                      5万9876票
                      ▽マック   赤坂    (諸派・新)                      1万7884票

「新潟県知事選挙」 原発事故の検証なくして柏崎刈羽原子力発電所の再稼働議論はしないし、同意もしないと訴えていた。


「新潟県知事選挙」

「新潟県知事選挙」              道路の反対側で両手を振りながら支持を訴えていたマック赤坂氏。

「新潟県知事選挙」           ≪スマイル党≫と書かれた白い高級車。

「新潟県知事選挙」         これから泉田氏の演説が始まるところ。

「新潟県知事選挙」           泉田氏の演説を聞く、マック赤坂氏。