元 黒龍江大学日本語教師   

元黒龍江大学日本語教師としての思い出などを写真を交え、日記風に綴っていくもの。(No.812からは、故郷新潟から発信中)

No.891  「新潟市民茶会」のお話。

2012年10月11日 | 日記

「新潟市民茶会」のお話。     今年で“62回目”を迎える「新潟市民茶会」。茶席数・参加流派・団体・人数で日本一の「お茶会」といわれている。先日、新潟市内の“14箇所”で盛大に開催された。1箇所で平均2~3席の≪茶席≫が用意されている。今回、参加した流派は「表千家」、「裏千家」、「江戸千家」、「石州流」、「宋徧流」、「遠州流」などで、新潟大学茶道部も参加していた。

中でも多い流派は、“12箇所”の会場で「20席」の≪茶席≫を用意した「石州流」だ。私も≪NEXT21ビル≫の新潟市民プラザに開設された「石州流 怡渓派 静観会」のお点前を楽しんだ。先ず席に着くと、落ち着いた色の「和服」を着た女性が≪お盆≫に入れた“茶菓子”を運んできた。最初に赤く色づいた「モミジ」の葉が、甘い「あずき」の上に乗っている“茶菓子”を美味しくいただいた。

≪茶席≫の正面には、羽織・袴姿で正装した男性が≪お茶≫をたてていた。その後、泡立てられた緑色の≪お茶≫が立派な茶碗に入れられて運ばれてきた。この日は、≪お茶運び≫のお手伝役として、小中学生が活躍していた。私は黒龍江大学日本語教師として勤務する前までは、毎年、この時期に「新潟市民茶会」に顔を出していた。

今回、3年ぶりに伝統の「日本茶」の味と、落ち着いた≪茶道≫の雰囲気を楽しんだ。日本の伝統文化に触れながら、リラックスして少し苦みのある≪お茶≫をいただくことも、なかなか趣きのあるものだ。  


「市民茶会」              「石州流 怡渓派 静観会」のお点前を楽しんだ。

「市民茶会」

「市民茶会」

「市民茶会」       新潟市民プラザに開設された「石州流 怡渓派 静観会」のお点前を楽しんだ。

「市民茶会」            私は「石州流 怡渓派 静観会」のお点前を楽しんだ。  

「市民茶会」

「市民茶会」

「市民茶会」

「市民茶会」

「市民茶会」           ≪お茶≫を飲む前にいただく、紅葉したモミジの葉が美しい「お菓子」。

「市民茶会」           ≪お茶運び≫のお手伝役として、小中学生が活躍されていた。

「市民茶会」       茶状1枚(1.500円)で、3回の「お茶」を楽しむことができる。


「市民茶会」         江戸千家不白会越後支部の「体験コーナー席」。

「市民茶会」