「水と土の芸術祭」のお話。 秋晴れの先日、長さ367kmの日本で最長の川、信濃川の「やすらぎ堤」に展示されている「水と土の芸術祭」参加作品を再度、見学に行ってきた。この作品の名前は「欲火鳳凰」。作家は台湾人の王文志さん。「炎から蘇る不死鳥」の意味を持つ作品とのことで、試練を乗り越え、再生を願うため、3月11日(東日本大震災発生記念日)から約1か月をかけて作られたという。
作品に編み込んだ≪竹≫や、新潟市民から集められた≪古着≫は、人と人との繋がりや温もり(ぬくもり)を表現しているという。この日も、この作品を鑑賞しようと、多くの市民が足を運んでいた。天気がよく、気温が高くても竹でできた作品の中に入ってみると、風もよく通っていて、爽やか。また、日陰になっていて外部から見るよりも、快適な空間がそこにあった。
作品の中の中央にある「掘りごたつ」のような場所は、ゆっくりと足を延ばし、爽やかな雰囲気を楽しむ人たちで賑わっていた。気分転換を図るには、最適の≪作品≫でもある。入場無料で12月24日まで開催している。皆さん、是非、立ち寄ってみてください。
「水と土の芸術祭」
「水と土の芸術祭」
「水と土の芸術祭」 入口には、新潟市民から集められた≪古着≫が巻かれていた。
「水と土の芸術祭」
「水と土の芸術祭」 作品の中は、日陰になっていて爽やか。
「水と土の芸術祭」
「水と土の芸術祭」
「水と土の芸術祭」
「水と土の芸術祭」
「水と土の芸術祭」 信濃川の「やすらぎ堤」に展示されてある作品「欲火鳳凰」。