猫の目日和

気の向くままにぐるぐると。猫の目次第。

東京・芝 とうふ屋 うかい

2007-06-24 | お出かけ~見たり食べたり遊んだり

恒例お食事会。八王子等のお店は友人たちは行ったことがあり、そこでこの芝のお店を知り、お食事会でということで。『うかいグループ』さんのホームページを見るといろいろお店だしてらして・・・おっと「箱根ガラスの森」や「河口湖オルゴールの森」まで!

と、予備知識満載期待満々『東京 芝 とうふ屋 うかい』さん。

地下鉄大江戸線赤羽橋駅から地上へ出ると、目の前には東京タワー。その東京タワーヘ向かって坂を上ると、立派な門構えのお店が。お店の方がずらりと並んで迎えられ、なんだか少し恐縮気味に中へ。

すごい。都心のもほんとに真ん中にこんな大庭園。見上げれば東京タワー。ミスマッチのようでミスマッチでなく・・・。不思議だけど心和む景色。伺えば、約2000坪の敷地、樹齢100年以上の樹々とのこと。

案内されるままお店に入れば、山形より築200年の造り酒屋を移築、飛騨高山の匠たちにより造りあげられたとのこと。言われればほんのりとお酒のにおい??なんだか懐かしいような素敵な空間を抜け個室へ。

鯉の泳ぐ池、緑豊かな日本庭園を見ながらのランチは、優雅なひと時でした。

かなりお客さんが来られているようだけど、全く聞こえず(ええ、私たちの“騒音”もこれでは外にも聞こえまい・・・たぶん)、ゆったりとゆっくりと。「ごゆっくりとどうぞ」の言葉通り・・・気付けば3時まで。個室ということあり、食べ終わってもせかされる気分にならないのがうれしい。

そう、ここは個室のみ(大広間もあるらしい)。それも50以上あると聞いてまあびっくり。

お料理は、お懐石8400円の『花』コースのお豆腐を『夏季限定 冷製松前とうふ 追加料金¥1.050也』にしていただいて、竹の筒に入った冷酒を頂きながら。

「豆腐料理」と謳われている割には、「豆腐料理」が少ない気が。和食のお料理やさんとあまり違わない。「お料理美味しい~」ではなく「お豆腐美味しい~~~」を期待していたんだけど、ね、今は美味しいお豆腐いっぱいあるし手に入るし、だからいろいろ食べてるから・・・。期待しすぎだったからかなぁ。丁寧だし工夫されてるしセンスも良いし、悪くはないんだけど。

『夏季限定 冷製松前とうふ』は、お豆腐をお出汁につけて(ええと、2日間って言ってたような)、そのお出汁にじゅんさいを浮かべお出汁ごと食するもの。お出汁はすごく美味しいかった。お豆腐にも昆布出汁がしみてそれはそれで美味しかったけど・・・う~ん。

ああ『あげ田楽』!これは美味しかった。庭園内、個室から見えるところに東屋風の『田楽処』があり、そこで炭火で焼き上げたものを運んでくる。私は田楽味噌は甘くて苦手なんだけど、これは甘いんだけどすっきり。お店の方の「さらしネギをたっぷり乗せて食べてください」のとおりにすると、これまた美味。

ぜひぜひ家人に教えたい!食べさせたいっ!

ってことで、庭園内『お土産処』。作りたてのお豆腐とか購入できる。発送も可。行くまでは、食べるまでは豆腐大好きだし買う気満々だったんだけど(お中元もあるし)・・・。でも、この田楽味噌は購入。

広い日本庭園を散策。すごいすごい。よく作ったな~。ほんとに都心とは思えない異空間。静か。高い建物もこの辺にはないから、ほんとに・・・。

そうそう、昔はここはボウリング場だった。学生時代来たことある。それが、まあ、こんなに。夜はタワーがライトアップされて素敵だそうだし、春は桜秋は紅葉・・・いろいろな景色で楽しめそう。それに、お客より多いんじゃないかと思えたお店の方も丁寧で好感持てたし、人気なのはわかる。私たちは4月に予約。友人の話では2週間前にとろうとしたらもういっぱいだったとか。すごいね。あ、団体客も入ってた。受け入れてるんだな~って、ふと・・・。いえいえ、お店の姿勢が変わらなければ、全くかまわないこと。伊豆にいるとね、いろいろと、ね。

翌日、『あげ田楽』再現。大事に冷凍していた京都藤野さんのおあげを焼いて、田楽味噌塗って、さらしネギを添えて。

大絶賛

「お外でごはん」は、ただ食べるだけじゃつまらない。そして多少お金かかってもやはり『良いところ』へ行くものだなと。学べるものがいっぱいある。簡単なものでも、そのお店のセンスでいかようにもなる。このあげ田楽はそのお手本みたいなお料理。田楽にネギは初めてだった。今までどこでも食べたことなかった。この、「ネギをそえる」を思いつかれた方に、お料理されてる方に感謝。

でも、ここの田楽味噌だから合うのかも・・・すごくゆるくてさらっとしていて。今度は厚揚げでもやってみよう!なくなったらお取り寄せ♪

美味しいもの食べると、幸せな気持ちになるね。


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