猫の目日和

気の向くままにぐるぐると。猫の目次第。

坂東三津五郎さん

2015-02-23 | 舞台とか映像とか音楽とか本とか
「神様はどうして歌舞伎界から大切な人を奪っていかれるのだろう」

ほんとに。
ほんとにそうです、三津五郎さん。

キレがあって粋で、ほんとに楽しい踊りだった。
小柄なのに舞台ではとても大きくて。
日舞に疎い自分でも、三津五郎さんの踊りには、なんだろう、見いってしまった。

そして!
なんといっても勘三郎さんとの踊りは、もう、ワクワクだった。
演目にお二人の踊りがあると、楽しみで楽しみで堪らなかった。

とくに『棒しばり』!
勘三郎さんの太郎冠者と三津五郎さんの次郎冠者。
とにかく愉快で楽しくて。
これはもう、絶品だった。
忘れられない。
いろいろ方が踊ってらっしゃるが、やっぱり違うのね。

昨年の納涼歌舞伎での三津五郎さん。
まだまだ、これから、と思っていたのに。

「世界の街道をゆく」も楽しみだった。

残念でたまらない…


大和屋!