猫の目日和

気の向くままにぐるぐると。猫の目次第。

桜、満開。

2006-04-01 | 伊豆高原から伊豆をぐるぐる

伊豆高原桜祭り』 3/25~4/2

今年は桜も期間に合わせて咲いてくれました。Imgp0553

(冬がかなり寒かったから)咲くのが遅れるのでは?(期間前にいきなり暖かくなり一気に咲き始めちゃって)祭り前に散っちゃうのでは?・・・自然が相手ではどうにもならない。

伊豆急行さんが提灯によるライトアップをやめて何年か。見事な桜並木が夜寂しいのはどうか?と思っていたが、桜並木にあるお店等の前、ところどころだが個々のお店がライトを設置して桜へ直接あてる形でのライトアップがされるようになり、提灯よりも断然素敵な夜になっている。提灯は、あれはあれで楽しい面もあるが、『祭り』といっても夜店が出たり宴会ができるわけでもないのでなんとなく似合わない(なんとなく下世話な)感じはしていたから、今の形でもう少し増えていくともっと素敵になるなと思う。

『桜の里』も一時提灯がつけられたこともあった・・・帰り道通ると、なんともいえない不気味な感じで、これはいかがか?と思っていた。『桜の里』もこういう形でのライトアップはどうだろうか?広いだけにものすごく幻想的な感じになりそう。


・・・。

2006-04-01 | 伊豆高原から伊豆をぐるぐる

『キャベツロールと蕎麦のお店』

通称「池道」沿い。東京でお蕎麦屋さんを営んでらしたが、伊豆高原へ移られて開店。フランス料理はじめいろいろなところで修行なさってきたららしい。だからメニューも、お奨めのお蕎麦とキャベツロール(ロールキャベツではないらしい)のほかにもブイヤベースりお刺身あり。洋食和食いろいろ。

グルメ厨房『生田』さん。

前々から気になってはいた。もともとここには美味しい皿うどんのお店があって、それがなくなって寂しい思いをしていた(何度か新しいお店が開店した記憶があるが、いつの間にか閉まっていくことの繰り返しだったような)。ためしにお昼にチャレンジ。

蕎麦好きの私たち。まずはお蕎麦で、私は鴨せいろ。家人はお店の看板、ロールキャベツ(キャベツロール!)とお蕎麦のランチセット。

この、注文の時から「・・・」だった。注文をとりにこられた方がちょっと迷っている私たちに「キャベツロール、うちは美味しいですよ!蕎麦粉もうちで挽いてます。すっごく美味しいですよ!食べてみてください」云々。いや、

看板メニューだし美味しくなければおかしいでしょ?それでお金取ってるんでしょ?

なんとなく食欲失せるし引くし。まあ、入ってしまったものはしかたない、初めてだからとりあえず味見でと、我慢して注文。

最初にキャベツロール。「?」。肉の臭みは美味しいお肉にとっては旨みにもなるが、これは煮込みすぎなのかなんなのか、旨みが抜けて変な肉臭さが残ったなんともいえないものだった。ボソボソ食べているとお蕎麦が出て「美味しいからすぐ食べてください」と。キャベツロールを食べながらざる蕎麦という組み合わせは、案の定合わない。せっかくの蕎麦の味が死んでしまう。お奨めのセットだが、どうかと思う。セットにするなら先に蕎麦だと思うが。

で、お蕎麦。蕎麦自体のせっかくの風味も変な肉の味でとんでしまったが、つけ汁も、う~ん・・・。最初は辛口で好み?と思ったが、食べすすむにつれなんだか焦げ臭さ、そういう苦味が出てきて、最後に蕎麦湯で楽しむこともできず。

一応食べ終わってなんとも浮かない気分でいるところにまた・・・。レジの辺りに持ち帰りのできるケーキ?かなにかを売っていたのだが、それを見ていた会計をされている客にお店の方が「これはすっごく手間かかるんですよ。手間かけて時間かけて作ってるんですよ。だからすごく美味しいですよ」と。

だ・か・ら!

「美味しいもの」を「売って」いるんでしょ?お金頂くものに手間かけて、時間かけて作るのだって当たり前でしょ?客にわざわざ言うことではないでしょ?

ひねくれている?お店の方が奨めているのはわかるのだけど。

美味しい不味いは客の判断。手間かけるかけないはお店の問題。お金を頂く商品について、お店は内容の説明のみでいい。ホームパーティやプレゼントでもない。商売。

なんだかなあ~・・・の『生田』でした。


Buono!「SPASSO」!!

2006-04-01 | 伊豆高原から伊豆をぐるぐる

もう10年以上も美味しいものを食べさせて頂いている。開店当時、奥様のお腹にいた子供も大きくなった~。食べているときに聞こえた赤ちゃんの泣き声も懐かしいな。

イタリアンレストラン。

飯倉のキャンティにいらっしゃって、帰ってきて開店されたと聞いているが、ご本人に特に確認したことはない。ちゃんとしたお店でしっかり修行されて、技術はもちろんいろいろなものを自分のものにされてるな~と感じる。それで十分。地元のかたで釣りがご趣味だから、たまに釣果が出ることも。

メニューは、正統派イタリアン。コースが3000円と5000円。あとはアラカルトで。お昼のランチメニューもあり。

いつもはコース頼んでしまうのだけど、今回はアラカルトで、一皿を二人でshare。

・前菜盛り合わせ(カタクチイワシのフリット・エリンギのピクルス・トリッパトマト煮込み・いわしの香草焼き・シメジとズッキーニのマリネ ・・・はずれなし。トリッパここでは初めて。美味~)

・モッツァレアとトマト(特別に。フフフ。幸せな時間)

・カルボナーラ(カルボナーラはあまり得意でないのだけどここのは大好き!今日はこんなまったり気分)

・本日の魚(ホウボウの香草焼き・・・「伊東でいっぱい揚がった」by家人)

・イチゴのムース コーヒー

それと、いつものワイン(白)フルボトル。

ゆっくりまったり。おしゃべりしながら。

これで9000円ほど。お腹も心も満足満足。ご馳走様でした。

桜の時期のためか平日でもテーブルすべて埋まっていて。ご主人一人で賄ってるお店なのだけど(フロアに奥様)、満席(16人くらい?)のすべての客・テーブルの様子にあわせてserveされているのを拝見して、あらためてさすがと思った。あたりまえのことだけど、できてないお店が多いのよね。特に田舎だと・・・。伊豆高原なんて念願のユメとか、趣味で開いちゃう人もいるし。

えと、ぼやきはまたということで。