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田園調布の山荘

「和を以て貴しとなす」・・ 日本人の気質はこの言葉[平和愛好]に象徴されていると思われる。この観点から現代を透視したい。

オーディオの趣味(2)

2009年02月13日 14時51分49秒 | 平和
埃をかぶっていたステレオ装置が修繕の結果ようやく無用の長物から毎日欠かせぬBGM演奏期になってほぼ1ヶ月になった。夢中で聞きまくっていたのはよいが、他の部分も老朽化などで要修理、要買い換えなどが次々に現れて閉口している。とはいえ・・・・ . . . 本文を読む

戦争の無い世界は石油のない世界?

2009年02月09日 21時18分41秒 | 平和
090209本を書く 本を書けと色々な人からけしかけられる。私の特異な思想を表してみろと言うことらしい。 まんざらではないが、本は読まれなければ意味がない。特に出版社がついてくるものは。テレビの視聴率競争ではないが、一過性の瞬間視聴率を得るために知恵を絞るなんて言うことはつまらないことだ。書くからには、人々の記憶に残ること、自分も満足出来ること、ひとから、 特に家族や友人から「良くやった」と賞賛されることが条件となる。 されば、何を著すべきなのか、常ひごろ考えていることだけれど・・ . . . 本文を読む

オバマの就任演説(2)・・・世界が小さくなれば、共通の人間性が表れることを

2009年01月25日 01時33分49秒 | 平和
「私たちは南北戦争と人種隔離という苦い経験をしその暗い歴史の一章から、より強く、より結束した形で抜けだした。それが故にわれわれは信じる。旧い憎悪はいつか過ぎ去ることを。世界がより小さくなるに連れて共通の人間性が姿を現すことを。そしてアメリカは、新たな平和な時代を導く役割を果たさなければならない。」これはオバマ大統領の就任演説の一部である。 . . . 本文を読む

オバマの就任演説

2009年01月24日 10時49分33秒 | 平和
あの傲慢な米国は、オバマ大統領によって生まれ変わるのか? 世界中に軍隊とドルをまき散らし、諸国の内政を干渉しまくる米国はその命脈がついに尽きたか?それとも擬態か? オバマ大統領の就任演説を注意深く聴いた。 それは。現代の地球の危機、人類の危機をもっとも敏感に、もっとも先導的に対応することを自らの使命と思っている人の演説であった。 . . . 本文を読む

進化と進歩は違う・生命と機械の差ほどの違いがある

2009年01月16日 12時39分04秒 | 平和
進歩とは何か。連想するのは技術革新、知識の拡大というようなことである。では進化とは? 英語ではprogress、evolutionとそれぞれ分かれる。著名な生物学者の中村桂子さんは、次の言葉を並べて、進歩と進化の比較対照を行った。 進歩:効率・均一・量・閉鎖系・部分・合理・構造・機能・還元・機械・利便性。 進化:過程・多様・質・開放系・全体・矛盾・歴史・関係・総合・生命・継続性 . . . 本文を読む

正月2日、庭にハンモックを吊る・・読書三昧

2009年01月02日 11時38分18秒 | 平和
正月二日目。早起き。庭にハンモックが吊りたくなった。倉庫の中をごそごそ探す。新聞と本をゆっくり読むには、邪魔なものがある。電話とテレビだ。この2つから解放されると、ものすごく時間を稼いだような気がするのだ。好きなスカパーの時代劇と夏期のナイター中継はその逆に時間をものすごく失っているような気がする。 . . . 本文を読む

夢は買わないよ・・2009年を迎えて  すべてが逆転、大変の時代、価値意識の反省と変革の実践を

2008年12月26日 12時36分17秒 | 平和
2008年は金融危機を引き金に経済の騒擾と混乱が起こりました。まだ戦争とか大乱が起こったわけではありませんが、全面崩壊に向かうマグマはたまり、どこで吹き出してもおかしくない状況が来ています。目を転じますと、世界同時不況から失業者がちまたに溢れる世界恐慌が懸念されています。不況とは需要が落ち信用が縮むことをいうのですが、今次の不況は需要の成立の仕組み自体が溶けていく、回復出来ない不況のような恐ろしさを伴っています。 . . . 本文を読む

「環境の世紀を聞いて」・・田園調布九条の会へのメッセージ・

2008年12月17日 11時49分17秒 | 平和
レイチェル・カーソン協会の上遠恵子さんの「環境の世紀」の講演を聴きました。この講演は、子供さんからお年寄りに至るまで、どなたにもお聞かせしたい内容のものでした。人間が地球上に生き続けていくためには、人間は何をすべきか、何をすべきではないかということを、生物の1つとしてそれを考える機会を提供してくれたからです。人間は自分が生物であることを忘れ、他の生物を皆殺しにしたり、時には戦争で1つの民族を滅ぼしたりすることもしばしばありました。人間以外ににこんなことをする生物はいないのですが人間はなぜこんこなとができるのでしょうか?これは人間の本質なのでしょうか?いやいやそうではない、これからはそうしない、そうであってはならないと誰もが信じていますし、家庭や社会の教育の基本となっています。人は誰しも戦争や他の生物に対する虐殺(これは生態系を壊すことをいうのですが)を人間の本質であるとする考えには反対すると思います。だとしたらそのことにつながる危険な営みや狂信があればその芽を見逃さないできちんと摘んでおかなくてなりません。 . . . 本文を読む

食の安全問題の本質(2)

2008年12月03日 19時52分50秒 | 平和
知識が不完全だとそこに不安が生まれるのは当然である。とくに、秘密が横行し、そこに悪意が付随しているとすれば、情報、知識が信ずることができなくなり疑心暗鬼となる。BSE問題はそのような事例の一つであった。アメリカ産の牛肉が怪しい、疑うに足る証拠もある、しかし相手は否定している、しかしその理由も根拠も納得出来ない。肝心なことが意図的にぼかされている。BSEの本当の原因は科学的には分からないとされている。けれども、どうしたらBSEになるかは、肉骨粉を食した牛が罹患するという因果で分かっている。危険部位も分かっている。それを取り除けばいいことも理屈では分かっている。けれども、アメリカの食肉業者がそんな面倒くさいことをする相手ではないという疑いをぬぐい去ることができない。肝心なことは置いてきぼりである・・。あらゆる権力が示し合わせて「本当のことは分からないのに、安全という結果に同調することだけを強要する。人々はこの不安の構造の中に存在していると疑っているので不安が増す。これが現代の不安である。」(内山節、「里という発想」より意訳) . . . 本文を読む