日本の屋根裏人のワイコマ日記です

日本の屋根と云われる北アルプスの山々は、世界遺産の富士山に次ぐ名峰の数々、この素晴らしい環境の麓から発信する日記です。

AI(人工知能)と人間の智恵では??

2024年05月26日 08時41分44秒 | Weblog
今朝の信州は気温11度、東の空は曇り空でしたが全体
の空は薄曇りで、南風が強く行きはヨイヨイ帰りは怖
いというか、向かい風がきつかった。
AI(人工知能)が人間の智恵を超える可能性は薄い
と言われつつも、最近のインターネット社会の中での
検索や表現、色んな疑問を問い合わせますと、其のほ
とんどがAIに誘導されてしまい、どこまでがアナロ
グでどこからがAIなのか??、最近NHKのニュースで
も人間の声の代わりにAIによる音声で放送します・・
と言われないと、判らないくらいにその境界が判らな
くなってきました。ただ今のところAIについて現在
の情報や知識については教えることは出来ますが知恵
や空想や夢についてはAIに教えることは出来ません
そんな中、古代からの人類の智恵を、AIが乗り越え
るという危惧は大げさではないか??。
今年2024年1月1日に能登半島を襲った地震は甚大な
被害をもたらした。輪島市、珠洲市は壊滅状態に等し
く、救援に向かうにも港湾は破壊され、道路はあちこ
ちで陥没と土砂崩れなど、社会インフラの悲惨な状況
が刻々と報じられてきました。
ところがそんな状況下の中で、奇跡が起きていました
能登町の「真脇遺跡」で環状木柱列(ウッズサークル)
と縄文時代の竪穴式住居が無傷だった。
真脇縄文遺跡は三内丸山遺跡より古く、また長い文明
をたもち、6500年前から3700年ほど続いた古代文明。
震災に耐えた能登町の縄文住居跡は竪穴式で、高さ3.5
m、幅約5m、奥行き6m。屋根には15㎏重量の石が約
40個。柱は直径10㎝ほどの掘っ立て小屋造りです。
この真脇遺跡に再現された縄文小屋は、「縄文大工」の
雨宮国広さんが中心となって再現された物で電動工具
や鋸など、近代の工具の一切を使わずに、縄文時代の
石斧で建設したとの事です。柱を組むには「ほぞ穴」
を活用していました。この縄文小屋について一切の震災
被害は無く、近代の建築工学に基づいて外国材や新建材
などで建築された建物が大きな被害を受けていました
現在の最新技術より4千年も前の縄文社会の技術の方が
賢かった??とは言い切れませんが、AIに聞いてみたい
ものです。
宮崎正弘著『AIvs人間の近未来』(宝島社)参照・・












コメント (2)
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