日本の屋根裏人のワイコマ日記です

日本の屋根と云われる北アルプスの山々は、世界遺産の富士山に次ぐ名峰の数々、この素晴らしい環境の麓から発信する日記です。

高齢者による、認認介護・・の時代

2024年05月28日 07時00分18秒 | Weblog
今朝の信州は、朝から雨が降っています。雨が強まった
り弱まったりしていて、今朝早くお仕事に出かける人
たちが傘をさして足早に駅に向かっています。
この頃は人生100年時代と言われる現代において、場合
によっては介護する側と、介護される側の両方を経験
し、人生の半分程度を介護に関わることもあるようです。
多くの人達誰しもか「老い」を避けられないように誰
もが「介護」の当事者となる可能性があります。
世界保健機関(WHO)では、65歳以上を高齢者として
いるため世界的にも65歳以上を高齢者としている国が
多いようですが、過日内閣府が行った年齢・加齢に対
する考え方に関する意識調査では70歳以上を高齢者だ
と答えた人が全体の7割ほどでした。 また年齢で一律
にとらえるべきでないとの答えた人も全体の3割以上
と答えた人も多くいました。
後期高齢者健康保険制度の適用が75歳という事もあり
その高齢者の年齢については別な機会に考えるとして
理想の「老い」というのがある一方で、現実には誰も
が認知機能の低下で日常生活に支障をきたし、記憶障
害や徘徊、妄想などの症状がでる「認知症」を患う可
能性があります。厚生労働省研究班による最新の集計
によりますと、6年後の2030年には認知症の患者数が
523万人に達するとされ、65歳以上の男女の実に7人
に1人が認知症患者となる計算です。
認知症とまではいかなくても「軽度認知障害(MCI)」
と言って、モノ忘れが増えるなど記憶力低下の自覚が
あるものの、日常生活に支障をきたすまでには至って
いないケースもあります。
認知症とその予備軍である「MCI」を合わせた患者
数は2030年に1100万人を超えると予想しています。
子が親の介護で付きっきりにならざるを得ないケース
や、高齢者が高齢者を介護する「老老介護」のみなら
ず、老老介護の中でも認知症の要介護者を認知症の介
護者が介護している「認認介護」のケースが増えてき
ていると言われ、その介護に関する課題は山積みです。













コメント (8)
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