日本の屋根裏人のワイコマ日記です

日本の屋根と云われる北アルプスの山々は、世界遺産の富士山に次ぐ名峰の数々、この素晴らしい環境の麓から発信する日記です。

今朝は、地域によって遅霜があったかも???

2024年05月10日 20時25分55秒 | Weblog
今朝の気温は、我が家の庭の寒暖計は6時に2度でした
市内でもかなりの標高差があります。松本市に近い所は
650m塩尻峠、鳥居峠は1000m前後、我が家は750mで
すから、我が家より高い所は霜が来たかもしれません。
我々国民がよく知らない間に「農業の憲法」と言われる
食料・農業・農村基本法が改正されている
「食料・農業・農村基本法」を25年ぶりに改正する法案
が4月19日に衆議院で自公両党と維新の賛成で通過して
5月7日から参議院での審議が始まっています。
「農政の憲法」と呼ばれる同法の改正は、我々の暮らし
の基盤である農と食をいかに確保していくかを方向づ
ける大事な議論のテーマのはずだが、その割に国民は
ほとんど無関心で、マスコミ各社も視聴率も購読率も
確保できないと見るや、踏み込んだ報道を全くしない。
「国民の理解が深まる議論を」と叫んでいるのは農協
の機関紙=日本農業新聞くらいのもので、このままでは
多くの人々が知らない間に同法の骨抜き化が罷り通って
しまうことになるでしょう。
改正案の最大の問題点は、現行法で中心的な目標とされ
ていた「食料自給率の向上」をこっそりと取り下げよう
としていることです。有事になると日本国民は餓死する。
農水省がコッソリ降ろした「食料自給率向上」の看板
その目標を掲げて25年間取り組んで、現行法制定当時
40%だった自給率が現在38%の微減という無惨な結果
に終わったのは何故なのかの総括や反省をせずに、今回
改正はおかしいのでは???
農水省に限らず官僚達にとっては、誤りを認めてしまえ
ば責任を取らなければならず、それは官僚人生の破滅を
意味することになりますから、彼らはありとあらゆる
屁理屈を捏ねてうやむやの内に方向転換をしてしまおう
と画策している。とはいうものの「食料自給率の向上」
という言葉そのものを消し去ることは出来ず、結局の所
改正案では「食料安全保障の確保」を前面に打ち出し、
その中に「食料自給率の向上」も含まれるーーつまり
食料安全保障の目標がいろいろある中の1つに食料自
給率も入っているという形に収めようとしたのである。
具体的には、現行法では「食料・農業・農村基本計画」
で定めるべき事項の1つとして「食料自給率の目標」
と明記していたのに対し、改正案の第17条では「食料
自給率その他の食料安全保障に関する事項の目標」
書き換えて、食料自給率を食料安全保障という言葉の
中に吸収してボヤかしてしまおうとしている。
食料自給率の向上は、今まであの手この手で大型予算
を投入してきた結果として、失敗した。その失敗に関
する反省もなく、うやむやにぼやかした今回の「食料
・農業・農村基本法」の改正は農水省と国会は、今の
日本農業の白旗宣言のような法改正です。自分たちの
政策の失敗を反省もせず、農家と国民にそのツケを負
わせて、この先の我々の食糧問題を軽んじている・・
我々ももっと人手不足やも日本農業の自給率向上など
に知恵と工夫をしていかねばならない。なのに、耕作
放棄地は増えていくばかりです。

信州松本空港に行ってみた









コメント (6)
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