日本の屋根裏人のワイコマ日記です

日本の屋根と云われる北アルプスの山々は、世界遺産の富士山に次ぐ名峰の数々、この素晴らしい環境の麓から発信する日記です。

公務員の正規職員、非正規職員

2023年10月20日 07時39分20秒 | Weblog
今朝の信州は、気温が9度の晴れ、朝の5時少し前には
空に綺麗な星空、6時半過ぎに家に戻るころ東と西の
空には雲がかかりはじめ風が強まってきました。
近年、公務員制度改革が進行する現在ですが、国はじ
め都道府県や市町村などの行政機関でその職員の非正
規雇用が広がっているようです。中には高等教育課程
で、しっかり学んでいて、大学院などで、専門資格を
取得していても月10万円そこそこの賃金しか得られな
かったり、業務に必要な研修などを受けられないとい
うケースが発生しているとの記事が気になります。
地方公務員のうち非正規雇用者は、2020年4月時点で、
雇用期間が6カ月未満の人も含めると112万5000人を超
え、全体の約3割を占めているとの発表されています。
そんな中で、DV防止法や児童虐待防止法など社会的弱
者を救済するための法整備が整いつつある昨今は、その
支援を受ける人も相当増えていて、その事案には相当
複雑な問題を抱える人々の対応に、非正規職員があた
る現場も相当増えているようです。実際、現場で非正
規で働いていた人たちはいろんな問題に直面している
ようです。
「大学院を出て資格を取っても、収入は『これで生活
できる人がいるのか?』というレベル。人を助けたい
という思いで入職したとはいえ、あまりにも『コスパ』
の悪い仕事でした」・・
と、話すのは首都圏に住む20代半ばの臨床心理士、A
さんで、大学院を修了した2021年、非正規の会計年度
任用職員として、ある自治体で親子の相談業務に就い
た。相談員は、上司である正規職員とAさんの2人。
入職時に研修はなく、1カ月ほど過去の記録を読んで勉
強してから、相談に対応するようになった、との事。
相談内容はいじめ・嫌がらせの訴えや精神的な生きづ
らさまで多岐にわたり、時には児童相談所や学校など
他の支援機関につなぐべき内容も交じっていた。
「仕事は法的な知識も必要で、社会人1、2年目の人間
が簡単に対応できるような内容ではありませんでした。
研修などで、事前に法律や支援対象者の特性を知って
おければ、もう少しうまく支援できたかもしれません」
と語っている。行政は予算で運営されていますからそ
の事業予算の範囲内で相談員等を確保するとなれば・・
非正規のAさんのような人で間に合わせるしかないかも
知れませんが、そんな人に相談を持ち掛けた人も不幸
Aさんも相当困惑した業務だったことでしょう。行政
の業務、どこに人が足りないのか??どこに人が余剰し
ているのか??皆さん楽な仕事で高収入を得たいからね
そして3割の非正規公務員が、この最低賃金のような
金額で正規職員と同じ仕事ぶりでいいのだろうか・・
考えさせられました。















コメント (2)
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