日本の屋根裏人のワイコマ日記です

日本の屋根と云われる北アルプスの山々は、世界遺産の富士山に次ぐ名峰の数々、この素晴らしい環境の麓から発信する日記です。

医薬分業について思う

2022年08月30日 08時59分51秒 | Weblog
今朝の信州は気温が18度で、朝から小雨が降り続いていま
す、今になって雨は止みましたが午後からまた雨の予報。
そんな中で先日マガジンの中に薬剤師さんの話が出ていた
ので、私は普段めったに薬局は行きませんが、家内は毎月
お医者様の帰りに調剤薬局でいつもと同じ薬を頂いて五千
円位を支払っています、病気を治療のための処方に基づい
て調剤してくれますがいつもの薬をいつもの数だけ頂いて
くるだけなのに、調剤技術料80~230点、薬学管理料40点
から165点と薬剤料が1000点から1500点位と計算されてい
ます。そこでいつも気になっている報道に目がとまった。
薬剤師さんは薬の「調剤」をする人ということになってい
ますが、今はいろいろな薬をまぜて調合することはなく、
医師の書いた処方箋の通りパッケージされた薬を棚から出
して売るだけです。処方箋をチェックして問い合わせる
こともあるようですが、販売件数の1%以下のようです。
薬剤師はこんなこともあんなこともしている」という反論
が多いのですが、調剤以外は本来業務ではありません。
そこで、薬剤師は必要なんですか?という考え方について
薬には普通、町の薬局(ドラッグストア)で売っている
大衆薬と、処方箋の必要な処方薬があります。ドラッグス
トアには薬剤師はいなくてもいいのですが、処方薬しか売
らない調剤薬局では薬剤師が必要です。
しかし決まった薬を棚から出して売る仕事に免許は必要な
く、資格があれば十分です。この違いがわからない人が多
いようですが、免許はそれをもっていない人の業務を禁じ
る参入規制です。免許がなくなって資格認定になったら、
コンビニでも処方薬を買えるようになります。
「命にかかわる薬はダブルチェックをしてほしい」と思う
消費者は薬剤師のいる店で買えばいいし、いつも飲んでい
る薬を買う人はコンビニでも買えるほうが便利です。処方
箋は医師が書くので、安全性に問題はありません。
ではなぜ薬剤師を免許制にしてるか?ですが無資格の人が
処方薬を扱うことを禁じるためです。「安全性のため」と
いう役所の建て前を信じる人が多いようですが、それだけ
なら資格認定で十分です。職業免許の目的は参入を制限
して独占権益とその利潤を守ることなのです。
調剤薬局の薬剤師さんに、助かった~という思いはした事
がありませんので、それ以上は言いませんが、日本の医薬
分業によって年間数兆円の薬剤負担、病院などで重複投与
の心配などは、これからマイナ保険証ですべてわかるはず
国家財政の半分近くを占める保険健保介護年金関係予算を
如何に削減していくか、そろそろ国民皆で真剣に考えねば
今の内閣に言っても、検討内閣で何もしてくれませんから
私の勝手な考えを述べてみました。.
ついでに、日本の人口1000人当たりの薬剤師さんの数は
世界一ですから、これも世界に対する日本の自慢です??



















コメント (8)
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