日本の屋根裏人のワイコマ日記です

日本の屋根と云われる北アルプスの山々は、世界遺産の富士山に次ぐ名峰の数々、この素晴らしい環境の麓から発信する日記です。

最低賃金が、決まった。

2022年08月04日 08時43分24秒 | Weblog
今朝の信州は気温23度の曇り空、朝まだ暗い時間に歩き
5時半に少しの雨に遭いましたが、少しの雨宿りで15分
くらいで雨も上がって、いつものwalkingとなりました。

最低賃金、過去最高の31円引き上げ…急激な物価高対応
で全国平均961円に・・ 読売新聞 2022/08/01報道
今年度の最低賃金(時給)の目安を決める中央最低賃金審
議会(厚生労働相の諮問機関)の小委員会は1日夜、引き
上げ額の目安を全国平均で31円と決めた。急激に進む物
価高を背景に引き上げ幅は28円だった昨年度を上回り、
過去最高額を更新。上昇率も3.3%で過去最大となった。
目安通りに改定されれば最低賃金の全国平均は961円
(現在は930円)となる。東京都、神奈川県に次いで、
大阪府で初めて1000円台に到達する。
最低賃金は2016年度以降、新型コロナウイルス感染拡大に
よる経済停滞で上昇率が0.1%にとどまった20年度を除き
政府方針に沿って3%程度引き上げられてきた。これまでは
16年度が3.1%で過去最大だったが今年度はそれを上回った。
小委員会は、各地の経済状況や物価を踏まえ、都道府県を
A(東京、神奈川、大阪など6都府県)、
B(茨城、静岡、兵庫など11府県)、
C(北海道、徳島、福岡など14道県)、
D(青森、愛媛、鹿児島など16県)の4グループに分けて
目安を提示。今回はA、Bを各31円、C、Dを各30円の
引き上げとした。
今年度は、ロシアのウクライナ侵略に伴う物価高や急激な
円安などで労働者の生活が逼迫(ひっぱく)していることを
背景に、労使とも最低賃金を引き上げる方向で認識が一致し
ていた。だが、労働者側が大幅な引き上げを求めたのに対し、
使用者側は原材料高による収益圧迫などを理由として上げ幅
の抑制を主張。労使双方の代表と公益委員(学識者)による
協議が7月25日まで計4回行われたが、目安が示されない
異例の事態となっていた。
厚労省や公益委員によると、1日午後に開かれた5回目の
協議では、公益委員が引き上げの基準として「3・3%」を
提示。労働者側は「最低賃金が最も低い県でも、時給950円
を上回らなければ単身者でも生活ができない」として全体の
引き上げを求める声が出た。使用者側からは近年の大幅な引
き上げについて「中小企業の経営実態を十分に考慮していな
い」との苦言が呈される場面もあったという。
協議は夜間まで続けられ、最終的に労使双方が公益委員の
提示に沿って折り合う形となった。
◆最低賃金=労働者の生活安定のため、中央の審議会が示
した目安をもとに、都道府県ごとに毎年決められる賃金の
下限額。雇用形態にかかわらず全労働者に適用され、違反
した使用者には最低賃金法に基づき50万円以下の罰金が
科される。法令に基づく異議申し出や官報公示などを経て
例年10月に新しい最低賃金が適用される
ただ都会と田舎での格差がまた広がる結果となって、将来
はどうなってしまうんだろう。都会は家賃も高いので仕方
ないか~中小企業の多い田舎、農林業など一次産業の多い
田舎は、経営側は、頭の痛い問題となります



















コメント (4)
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