日本の屋根裏人のワイコマ日記です

日本の屋根と云われる北アルプスの山々は、世界遺産の富士山に次ぐ名峰の数々、この素晴らしい環境の麓から発信する日記です。

やぶ入り・・って知ってます??

2020年07月16日 08時28分41秒 | Weblog
今朝は気温20度、朝から山沿いが霧で裾のしか
見られません、その上は雲(霧)が立ち込めてそ
の山の中腹から上は見られません。そんな中を
13,755を歩いて来ました。
今日はAさんのマガジンをお借りして今日のやぶ
入りのことについてアップします。
7月16日は「地獄の釜の蓋(ふた)も開く」
といわれた日「やぶ入り」とのことです。今の
信州は七夕もお盆も月遅れなので、このやぶ入
は8月17日となっているようです。
「やぶ入り」という習慣がそのまま残っている
ところはないようですが、いわば昔の夏休みと
冬休みのことでしょうか??。この言葉も今は聞
きませんよね
昔は、新嫁さんや奉公人は日頃の苦労の慰安の
ため、一泊の休みを貰えるので、この日が来る
のを待ち焦がれていました。親元では里帰りし
た子をあたたかく迎え、子は「親腹七日」の諺
の通り、食べて寝て、縦の物を横にもせず一泊
します。また、帰りには沢山の土産物を持たせ
て帰らせたそうです。わが娘が婚家に帰って恥
をかかないようにとの配慮からのようです。
奉公人は、丁稚(でっち)手代(てだい)から
番頭とたたき上げて何十年も働き、運が良けれ
ばのれん分けしてもらい、店が持てました。
早ければ10歳に満たない幼子が奉公に出て、
貧しさ故、つらい労働に耐えていました。それ
は戦後まで引き継がれ、戦後の高度成長で昭和
30年代から40年代にかけて、「金の卵」と
もてはやされた中卒者の集団就職が盛んだった
ことは記憶に新しいところです、今では死語に
なりつつあるこの「やぶ入り」。過酷な奉公や
勤労の歴史があったことを心に留め、それに対
する感謝の気持ちをいつまでも持ち続けたいと
思う次第です。
今は、働き方改革の時代とか、あっちで災害や
コロナ禍があっても、土曜日日曜日の休日等は
関係なく確実にお休み、日本中がなんとなく??
おかしな方向に向かっているのか??ちょっぴり
気になった・・今日のやぶいりを思いました。










コメント (6)
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