今朝の信州は気温が22度、曇り空の7月文月の初日です
早いもので、今年も今日から後半戦に突入です。その
初日は暦を見ますと、半夏生とあります。
半夏生(はんげしょう)は雑節の1つで、半夏(烏柄杓)
という薬草が生える頃と言われます。様々な地方名があ
り、ハゲ、ハンデ、ハゲン、ハゲッショウなどと呼ばれ
ることもあるようです。
七十二候の1つ「半夏生」(はんげしょうず)から作ら
れた暦日で、かつては夏至から数えて11日目としてい
ましたが、現在では天球上の黄経100度の点を太陽が
通過する日となっていて、毎年7月2日頃にあたるよう
ですが、今年は閏年の所為なのか7月1日になった。
この頃に降る雨を「半夏雨」(はんげあめ)と言い、大雨
になることが多いようです。地域によっては「半夏水」
(はんげみず)とも言う。なお自然界の植物の世界では
ハンゲショウ(カタシログサ)はちょうどこの時期に
白い葉をつけることから名がついたとも言われる。
半夏生の風習としては、
関西地方では、蛸(タコ)が食べられるようです。
福井県では地元特産の鯖(サバ)が食べられるとの事です
四国香川県では、饂飩(ウドン)が食べられるとか
奈良県では、餅が 信州長野県では、芋汁を・・
こうして見ますと、各地区の地域の特産が目立ちます。
農家にとっては大事な節目の日で、この日までに「畑
仕事を終える」「水稲の田植えを終える」目安でこの日
から5日間は休みとする地方もあるようです。
この日は天から毒気が降ると言われ、井戸に蓋をして
毒気を防いだり、この日に採った野菜は食べてはいけ
ないとされたりした。なお、七夕にも農作業を休むと
する伝承が多くの地域に伝わる。
日本各地に残る風習の例
◎三重県の熊野地方や志摩地方の沿岸部などでは、ハンゲ
という妖怪が徘徊するとされ、この時期に農作業を行う
ことに対する戒めともなっている。
◎奈良県の香芝市周辺(大阪府南河内地方でも)では
「はげっしょ」と言い、農家では小麦を混ぜた餅を作り
黄粉をつけて食べる。田植えを終えた農民が農作業を
無事に終えたことを田の神様に感謝し、お供え物をし
て共に食したことが由来とされている。
◎近畿地方の一部地域では蛸を食べる習慣があり、近畿
地方各地の小売店が盛んに販売促進活動を展開してい
るようです。
2017年より、日本コナモン協会では、たこ焼きをはじ
めタコのお好み焼・焼きそば、唐揚、タコ天うどんなど
を促進する「蛸半夏生キャンペーン」を行っている。
◎讃岐の農村ではうどんを食べる習慣があり、1980年に
香川県製麺事業協同組合が7月2日を「うどんの日」に
制定しています。
◎福井県大野市では江戸時代に大野藩藩主がこの時期に
農民に焼き鯖を振舞ったという逸話があり、現在も
大野市を中心とした地域では半夏生に焼き鯖
(半夏生さば)を食べる。
◎群馬県の一地方では、ネギ畑に入る事を禁忌とする風習
があると言われています。
◎長野県小川村では、芋汁を食べる。
◎福井県の永平寺では、大布薩講式(大布薩会を修行して
常日頃の行李を顧み、懺悔する日)が行われる。
地方によっていろんな行事があるようです。
Wikipediaを参照して・・半夏生をアップしてみました。
写真は5月の朝walkingの写真です
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