やよいの頭の中

沖縄のフツーの主婦やよいが思ったこと   (最近は息子の英語教育も。もちろん、従来からの愚痴記事も健在でしゅ!)

エイサーで分かるオキナワンの確証

2012年09月23日 | 子供のこと

我が息子、年明けやっとで2歳になるが、見た目はすでに3歳半。

日々、たくましく、そしてジンブンが出ておる。

 

その息子、保育園で運動の練習が始まっている模様。

 

ヨーイ、ドン! トントントン トントントン などと練習をしていた。

 

ある日、一緒に風呂に入っていると、洗面器を持ち、

ハーイーヤ! ハーイーヤ!と言ってるではないか。

 

そう、まさしく、沖縄のエイサーの囃子である。

 

息子に流れているオキナワンの血は侮れない。

エイサーの囃子を聞くと、瞬時に覚え、反復してしまうのだろう。

 

だから、最近は風呂に入るたびに、ハーイーヤ! ハーイーヤ!

練習を繰り返している。

 

保育園の先生にそれを報告すると、先生はちゃんとお褒めのコメントを下さったあとに、

「エイサーは年長さんの出し物になります」って丁寧に但し書きを・・・。

先生、そりゃわかっていますよ・・・。

ただ親バカ&その日のお便り帳のネタが

無かっただけなんです・・・

 

 

世の先生方は、こんな親バカなお便り帳にも毎日付き合って下さっているのだ。

部下を褒めることもできずに十数年も社会人生活を送っている人々や、

偶然拾ったカマジサー(沖縄の方言で愛嬌のないを意)TAXI運転手などを見ていると、

私は、保母さんの社会的ステータスをもっと上げたいと思う一人である。

 

 


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お盆について やよいの思ふコト②

2012年09月16日 | 日記

お盆中は、我が家も親戚の家々をまわってウートートーした。

 

ウークイ(祖先を送り出すお盆最終日)の日、義母が親戚のオバハンらに

何やら持論を展開していた。

聞き耳を立てるまでもなく入ってきたフレーズは、

「アタシは、年取ったら、お嫁さんには世話になりたくないの。

こーゆーことは、息子たちにしてもらうの!」

 

”こーゆーこと”って、何だ?介護?

介護って?ご飯を作ってもらう?掃除してもらう?

病院への送迎?もしやオムツ替え??

一瞬で走馬灯のように色んな場面が考えられたが、真相は知らない。

 

しかし、いずれにしても、この義母の持論にはそもそも論で

切り返して、考えを改めてほしい部分がある。

 

年老いた親を子供が介助する。至極当然のコト。

私だって、実父、実母の介助は担うつもりでいる。

将来の弟夫婦に丸投げするなど、天罰が下ると信じている。

 

しかし、義父義母については、義母の希望通り、息子たち(もちろんうちの主人含む)に

介助や介護をお願いしたとしても、息子が複数名いる場合、

100%不平等が起こらないとは誰も言い切れない。

すべてはまず長男に責任がくるのが沖縄の実情。

 

しかし、長男だけが、親に育ててもらったのか?

次男、三男、四男、長女、次女、三女は、生まれた瞬間から、

自活して生きてきたのか?

 

そして、「アタシは年取ったら、息子たちに看てもらうの」と豪語している

中高年世代よ!

あなたが年老いた時に、複数いる子供たち全員が、時間・カネ・空間を配分し、

互が互を考え、妥協点を探りながら、時間・カネ・空間を親であるあなたへ

捧げるという概念があるだろうか。

 

その概念さえも持たない子供たちを育てておきながら、いざ年を取ったら、

自分を誰が介助介護するかで、子供たちに兄弟喧嘩を起こさせるような、

人生において野暮なフィナーレはないだろう。

 

親も完璧ではないから、人の成り立ち全てを親御さんの責任にするつもりはない。

 

しかし、上記のような豪語をする前に、単純に考えてほしいだけだ。

 

「あなたの息子さんたち、娘さんたちは、

互が互を思い、争うことなく、

親の人生の最終区間を一緒に歩んでくれるのか」

 

ここは単純に、自分の足腰が元気なうちに、面と向かって、親子で確認をしあうことから

始めることが、親戚の前で豪語することより先だと思うのだが・・・。

 

 


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お盆について やよいの思ふコト①

2012年09月09日 | 日記

お盆。

オキナワ人なら、逃げられないし、逃げてはいけない。

遥々遠方からお帰りになっている先祖たちに、現実世界で生きている

私たちが、チェックされるための日なのかもしれない。

3日間、なんとなーく気が引き締まるとまでは言わなくても、

悪いことはできないような独特な雰囲気が漂う。

「お盆の時期に海で泳いだら、海に引っ張られるよぉ~」

この教えは、オキナワ人なら聞いたことがあるだろう。

死者たちの仕業で、海に引っ張られて、帰らぬ人となる・・・的な話だったと思うが、

大人になった今は別の意味で作られた風習では・・・と思ったりもする。

 

「お盆の時期に海で泳いだら、海に引っ張られるよぉ~」

イコール、

「お盆の時期に海へ遊びに行くような者は、けしからん!」とか、

「お盆の時期は、海なんか行っているヒマはないだろう。さぁー、家の手伝いしなさい!」とか、

「お盆の忙しい時期に、先祖のことも考えないで遊んでいたら、世間から笑われてしまう」などと

いった、昔の人々の生真面目さ、体裁を気にする性質からうまれた言葉ではないかと

思ってしまうオキナワン主婦やよい。

 

 

娯楽が多様になった現代、海水浴以外の楽しみがあるが、

祖先を蔑ろにして、自身の娯楽を優先にするオキナワ人が増えると、

また新たな言い聞かせが生まれてきそうだ。

 

「お盆の時期に、サンエーに遊びに行ったら、エスカレーターに挟まるってよー」とか、

「お盆の時期に、キャンプに行ったら、川に流されるってよー」とか、

「お盆の時期に、映画を観に行ったら、火事にあうってよー」

「お盆の時期に、旅行に行ったら・・・・」などと、

もしオバーたちがあちこちで、この根も葉もない教えを説いたら、

また新たなオキナワの風習が増えるだろう。

 

 

でも、個を優先する現代社会、オバーの教えがどこまで

届くかは疑問が残る。

 

 


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オキナワン主婦やよいから皆様へ

自称オキナワン主婦やよいのブログへようこそ。 32歳で結婚するつもりが、 20代前半で婚約、結婚、出産し、人生設計大乱れ! 只今30手前で、育児&育自&育夫奮闘中! どうぞ末永く、この不器用な生き方を見守って下さい。 こちらもお願いします→ 人気ブログランキングへ