やよいの頭の中

沖縄のフツーの主婦やよいが思ったこと   (最近は息子の英語教育も。もちろん、従来からの愚痴記事も健在でしゅ!)

お盆について やよいの思ふコト②

2012年09月16日 | 日記

お盆中は、我が家も親戚の家々をまわってウートートーした。

 

ウークイ(祖先を送り出すお盆最終日)の日、義母が親戚のオバハンらに

何やら持論を展開していた。

聞き耳を立てるまでもなく入ってきたフレーズは、

「アタシは、年取ったら、お嫁さんには世話になりたくないの。

こーゆーことは、息子たちにしてもらうの!」

 

”こーゆーこと”って、何だ?介護?

介護って?ご飯を作ってもらう?掃除してもらう?

病院への送迎?もしやオムツ替え??

一瞬で走馬灯のように色んな場面が考えられたが、真相は知らない。

 

しかし、いずれにしても、この義母の持論にはそもそも論で

切り返して、考えを改めてほしい部分がある。

 

年老いた親を子供が介助する。至極当然のコト。

私だって、実父、実母の介助は担うつもりでいる。

将来の弟夫婦に丸投げするなど、天罰が下ると信じている。

 

しかし、義父義母については、義母の希望通り、息子たち(もちろんうちの主人含む)に

介助や介護をお願いしたとしても、息子が複数名いる場合、

100%不平等が起こらないとは誰も言い切れない。

すべてはまず長男に責任がくるのが沖縄の実情。

 

しかし、長男だけが、親に育ててもらったのか?

次男、三男、四男、長女、次女、三女は、生まれた瞬間から、

自活して生きてきたのか?

 

そして、「アタシは年取ったら、息子たちに看てもらうの」と豪語している

中高年世代よ!

あなたが年老いた時に、複数いる子供たち全員が、時間・カネ・空間を配分し、

互が互を考え、妥協点を探りながら、時間・カネ・空間を親であるあなたへ

捧げるという概念があるだろうか。

 

その概念さえも持たない子供たちを育てておきながら、いざ年を取ったら、

自分を誰が介助介護するかで、子供たちに兄弟喧嘩を起こさせるような、

人生において野暮なフィナーレはないだろう。

 

親も完璧ではないから、人の成り立ち全てを親御さんの責任にするつもりはない。

 

しかし、上記のような豪語をする前に、単純に考えてほしいだけだ。

 

「あなたの息子さんたち、娘さんたちは、

互が互を思い、争うことなく、

親の人生の最終区間を一緒に歩んでくれるのか」

 

ここは単純に、自分の足腰が元気なうちに、面と向かって、親子で確認をしあうことから

始めることが、親戚の前で豪語することより先だと思うのだが・・・。

 

 


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