日曜の検査、独りで病院へ行くと、先生から「ご主人は?」と言われた。
ギクッとしながら、「いや~ちょっと抜けられない用事がありまして・・・」と大きなお腹を抱えた妊婦が
アホ夫の肩を持つ。腸煮えくり返る思いだった。
「フツー子供が不整脈と言われたら、心配じゃないんですかねぇ~」
先生のご最もなお言葉。
先生、強く同意します!ホント、こんな男が父親になれるのでしょうか??
心の中で叫んでいた。
だが所詮、夫婦の問題。赤の他人の先生にはオホホーと笑って誤魔化すだけであった。
お腹の子に診断されたのは”期外収縮の疑い”。
いわゆる不整脈で、心臓のリズムが時々乱れることがあった。
胎児の不整脈は、日によって確認されたり、おさまっていたりするらしい。
しかし一過性のものがほとんどと言われても、楽観視はできない。
明日月曜日に紹介状渡すから、一度、こども医療センターへ検査受けてくるようにとのこと。
何でもなければここ(診療所)で産めるし。
何かあったら、総合病院で、小児科医立会いの下、出産になるでしょう。
後者であってほしくない。。。
フツーにここで産みたいよ。。。
この日も独りで帰路につく。
夫の帰宅後、現在の状況を話す。
その後は、実は記憶がない。
嫌な記憶を人間は消し去ってしまうのだろう。
夫の態度を責め、言い合いになったのか。
逆に、お腹の子に快適な環境を与えられない自分を責めたのか。
実のところ分からない。ただ、夕方までベッドで横になりながら夫にバレないよう泣いていたことだけ覚えている。
泣いたらお腹がすいた。
夫と夕飯を食べに行った。
その時の私は、デブ妊婦だったから、500カロリー以下の定食をチョイス。
夫は美味しそうなカツ定食を頬張ってた。どこまで妊婦の辛さをしらないのか・・・。
帰りに美味しそうないちご大福を買った。
でも、デブ妊婦は夜8時以降は食べ物禁止してたので、明日朝のおめざとして楽しみにとっておいた。
その日の夜、産気づくとも知らずに・・・。
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